どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は6月限定「クアトロスープ雲丹クリーム醤油 Soba」をいただきに、弊社事務所すぐ側の「Japanese Soba Noodles 蔦」さんの会員制「夜蔦」に行って来ました。
「クアトロスープ雲丹クリーム醤油 Soba」は名前の通り、地鶏、浅利、魚介出汁、豚骨のクアトロスープに醤油ダレを合わせて、雲丹クリームを添えた至高の一杯です。
醤油ダレは和歌山県産濃口醤油に兵庫県産薄口醤油と愛知県産溜まり醤油を合わせたもの。
トッピングも岩中ポークの塩煮豚や短冊メンマ、ポルチーニ茸のデュクセル、そして雲丹クリームと言うゴージャスな仕立て。
自家製麺は濃厚なスープに負けない様に太麺手揉み麺との事。
この週はオーナーシェフだった故 大西 祐貴氏の誕生日の週という事もあり、店内には祐貴氏が好きだったバラが飾られています。
店内のBGMも好きだったデヴィッド・ボウイの曲の様です。
祐貴氏が厨房に立っていた頃の事を思い出します。
テーブル席の方にも大きなガラス製の花瓶にバラの花束が飾られています。
あれからもう2回目の誕生日を迎えたとは、信じ難いです。
カウンターで祐貴氏から直接麺とスープを受け取った時の事が鮮明に蘇ります。
今回も「クアトロスープ雲丹クリーム醤油 Soba」のLimited Courseにしました。
Limited Courseの「Otsumami5種盛り」も毎月内容が変わるので、楽しみです。
季節の食材が使用されたメニューが提供されます。
ドリンクやアラカルト、単品のメニュー。
前回は「白ワイン」を合わせましたが、今回は醤油味のクアトロスープに雲丹クリームです。
悩んだ末にサンマルツァーノの「レッドアイ」(トマトジュースのビール割り)にしました。
ウェルカムドリンクの「コンブチャ」に続いて、「本日の前菜」。
バケットのアンチョビとクリームチーズ添えです。
サンマルツァーノの「レッドアイ」とクリームチーズがとても良く合います。
「Otsumami5種盛り」。
今月は、皮に竹炭を練り込んだ黒い「帆立と生姜の豚餃子」、「麻婆豆腐」、「カレー味のオープンサモサのパクチー添え」、「フライドエッグよだれ鶏ソース掛け」、「新生姜のピクルス」の5品。
黒い餃子はインパクト大ですが、餡に新生姜とシシトウを使い、帆立ソースで仕上げてあり、ジューシー且つ旨味爆発の一品です。
「お口直し」。
今回は柑橘系のムースです。
爽やかな風味で口の中がリセットされます。
そして満を持して6月限定「クアトロスープ雲丹クリーム醤油 Soba」が到着。
雲丹クリームはチャーシューの上に載っています。
メンマの上にはポルチーニ茸のデュクセルが載っています。
こちらはお茶漬け用のご飯。
九条ネギや山椒の実、茗荷などが載っています。
スープを掛けてお楽しみくださいとの事。
まずは混ぜずにスープをいただきます。
地鶏、浅利、魚介出汁、豚骨のクアトロスープに、和歌山県産濃口醤油に兵庫県産薄口醤油と愛知県産溜まり醤油を合わせた醤油ダレのスープ。
蔦の代名詞的な浅利出汁香るスープは豚骨が力強さをだしていて、清湯スープながら厚みの有る味になっています。
自家製太手揉み麺。
モチモチ食感で弾力と適度な歯応えの有る、小麦香る美味しい麺です。
豚骨スープで厚みと重みを増したスープに負けない麺になっています。
蔦らしい、A5黒毛和牛のローストビーフ。
蔦の限定麺や、特製プレートには定番の食材です。
特製プレートには「A5黒毛和牛SUKIYAKI」が載っている事が多いです。
「岩中ポーク腕肉の塩煮豚」。
岩中ポークを2日間掛けてじっくりと味入れした塩煮豚との事。
非常に柔らかく、良い感じに脂が抜けてサッパリとした味になっています。
「岩中ポークバラ肉の塩煮豚」。
こちらも2日間掛けてじっくりと味入れした塩煮豚との事。
腕肉よりもしっかりとした食感で、脂の甘味が味わえます。
短冊メンマ。
松戸の「中華蕎麦 とみ田」さんや、柴崎の「手打麺祭 かめ囲 」さんなどで有名です。
ザクザク食感が楽しめて、しっかりと味も浸みています。
紫スプラウトと麺をいただきます。
春らしい感じの組み合わせです。
徐々に雲丹クリームが溶けて来て、雲丹の濃厚な味でスープの味に奥行きと深さが加わります。
ポルチーニ茸のデュクセル。
ポルチーニ茸も蔦のラーメンの代表的な食材です。
ブランデーで香り付けされていて、口の中で風味が広がります。
「朝顔菜」(蕹菜:ヨウサイ)。
「空芯菜」という名前の方が有名です。
朝顔の様な花を付けるので「朝顔菜」と呼ばれています。
シャキシャキした食感が美味しいです。
雲丹クリームを全て溶かしていただきます。
スープの色が濁り、同時に雲丹の濃厚な風味が加わります。
雲丹の旨みが醤油味スープに深みを与えています。
お茶漬け用のご飯。
本来はスープをかけていただきますが、そのままいただいてみます。
そぼろと山椒の実がとても良く合っていて、茗荷と九条ネギの爽やかさも有って美味しいです。
続いてスープを注いでお茶漬け風にしていただきます。
茗荷と九条ネギの爽やかな風味がスープと良く合います。
山椒の実の風味とそぼろが絶妙にマッチしていてとても美味しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
雲丹クリームの溶けたクワトロスープは、まろやかさと雲丹の旨味がとても美味しいスープになっています。
雲丹の出汁と言えば青森の「いちご煮」を思い出しますが、出汁としての雲丹もとても美味しいです。
という訳で、完飲&完食です。
コースなので、前菜、Otsumami5種盛り、お口直しと来て、メインのラーメンになるので、結構お腹一杯です。
しかもお茶漬け用のご飯まで付いているので尚更です。
デザートの「ほうじ茶のティラミス」とアイス和紅茶。
ちなみに和紅茶はホットも選べます。
一緒に行った奥様はホットにしていました。
今日のお土産は2種類。
1つは「夜蔦」のお土産ですが、麺の方は大西シェフのバースデイイベントという事で、生前とても拘っていた「吟麦麺」を再現したものです。
4〜4分半茹でて冷水で締めて、ますはそのまま、次いで塩や山葵でいただく様です。
という訳で、「夜蔦」の6月限定「クアトロスープ雲丹クリーム醤油 Soba」のLimited Courseでした。
また来月の限定も楽しみです。







