「パパパパパイン」の「パイナップルラーメン」が再びリニューアル

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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

Twitter情報で、カウンター崩落で「町田 龍聖軒」さんで間借り営業されている町田の「パパパパパイン」さんが看板メニューの「パイナップルラーメン」を再びリニューアルしたとの事で、行って来ました。

カウンター崩落から大分経ちますが、間借り状態は暫く続きそうです。

「株式会社パインナンバー」には「パパパパパイン」、「81番」、「鶴川 龍聖軒」、「町田 龍聖軒」が有りますが、グループの旗艦店が間借りと言うのもなかなか珍しいです。

グループ内で一番オーソドックスなのが「鶴川 龍聖軒」、「町田 龍聖軒」、次いで「81番」で、旗艦店の「パパパパパイン」はかなり個性的なので仕方が無いのかも知れません。

とは言え旗艦店だけに無くなってしまう事態は避けたいと言う事で、今回は人気を取り戻すための本気のリニューアルです。

 

 

 

 

間借り営業で券売機が2台有りますが、奥の方が「パパパパパイン」の券売機です。

折角なので「パイナップル海老塩ラーメン」の「いっぱいん」(全部載せ)にしました。

久々の「パイナップル海老塩ラーメン」、しかも「いっぱいん」(全部載せ)なので、とても楽しみです。

 

 

 

 

カウンターに貼ってある「パイナップルラーメンのこだわり」。

「スープ パイナップル」は「スープの4分の1がパイナップル果汁」と言う事ですが、今までの「パイナップル味付き玉子」に加えて「メンマ」が「パイナップル」になっています???

「パイナップル」の「メンマ」とはこれ如何に?

 

 

 

 

「パイナップル海老塩ラーメン」の「いっぱいん」(全部載せ)。

パッと見はリニューアル前のオリジナルの状態に戻った様な既視感。

それもその筈、SNSでアンケートを取った時にかなりの数が「元のチャーシューの方が良かった」とか「元の味が良かった」と回答していたからです。

そう言う部分を素早く取り入れて元の味に近い形でリニューアルする辺りが倉田店主の凄い所です。

しかし「ただ昔のパイナップルラーメンに戻しました」では芸が無さ過ぎるので、ちょっとしたヒネリが効いています。

それが「メンマ  パイナップル」に現れています。

 

 

 

 

「パイナップル海老塩ラーメン」には欠かせない「ニンニク」。

「パイナップル」に「ニンニク」って合うの?と思うかも知れませんが、ガーリックシュリンプが旨いなら「パイナップル海老塩ラーメン」にも合うのです。

実際、1回でも「パイナップル海老塩ラーメン」に「ニンニク」を入れたら必ず次も入れたくなります。

 

 

 

 

まずはニンニクを入れずにスープを味わいます。

創業時から使用していたパインジュースが終売になった時に、一度リニューアルしているのですが、「ほとんど変わりませんでした(笑)」と言う位まで出来たそうです。

もちろんリニューアルなので味は変えた様ですが(私は未食です)、あまり出なかった様で今回の再リニューアルで元の味に近い形になった様です。

実際元の味しか知らないワタシからすると、「ほぼそのまま」に感じますが、パインジュースが変わっても、味を調整して昔の味に出来たと言う事でしょう。

「スープの1/4がパイナップル果汁」との事なのでかなりの比率ですが、それでも元の味とほぼ変わらない味に出来ているのは凄いです。

そして創業当時の味のファンがそれだけ多かったと言うのは、最初の「パイナップルラーメン」が完成されていたと言う事なのでしょう。

 

 

 

 

三河屋製麺製の細ストレート麺。

スープの味に合わせた太さの麺は、茹で加減も丁度良くて歯応えと弾力が心地良いです。

小麦の風味もスープの味に丁度良い感じでとても良く合っています。

 

 

 

 

昔のタイプに戻ったチャーシュー。

仮にスープの味が変わらなくても、コレが変わったら相当印象が違うと思います。

SNSアンケートで一番多かったのが「元のチャーシューが良かった」と言う意見だったので、それだけファンが多かったと言う事でしょう。

 

 

 

 

そして問題のメンマ。

色や形、大きさは普通のメンマと見分けが付きません。

しかし食べてみるとその差は歴然です。

正直メッチャ硬いです(汗)。

なんせコレはパイナップルの芯を味付けしたモノなので…。

味は見事にメンマなんですが相当硬くて、コレは賛否割れそうです。

 

 

 

 

「パイナップル海老塩ラーメン」ならではのパイン。

この甘みが海老塩スープにメチャメチャ合います。

個性的なラーメンが多い「パパパパパイン」さんですが、多くの方にオススメ出来るのがこの「パイナップル海老塩ラーメン」です。

 

 

 

 

ほうれん草。

これがまた海老塩&パイナップルにとても良く合います。

こう言う組み合わせを考えつくまでに、どれくらい試行錯誤しているのだろうと感心します。

 

 

 

 

「いっぱいん」なので三枚載っている海苔。

パパパパパイン」さんの海苔は比較的薄手でスープに浸すとすぐに柔らかくなります。

香ばしさよりも海苔自体の旨さが有って、スープに良く合う海苔です。

 

 

 

 

スープに浸して麺を包んでいただきます。

淡麗なスープに合う海苔で、スープに浸すとすぐに柔らかくなるのでこのラーメンに合っています。

こう言う控えめな海苔も、スープによってはとても良い感じです。

 

 

 

 

パイナップルと麺をいただきます。

このスープは動物系を使用していないにも関わらず、海老の風味もあって厚みを感じます。

パイナップルの甘さがとても良く合うスープで、細麺がスープを持ち上げてくれるので、とても美味しいです。

 

 

 

 

ほうれん草と麺をいただきます。

甘いパイナップルも合いますが、スープを良く吸ったほうれん草も良く合います。

このスープが守備範囲が広いのか、はたまたスープに合う食材を厳選しているのか、いずれにしても相性バッチリです。

 

 

 

 

パイナップルの芯のメンマ(風)と麺をいただきます。

見た目は100%メンマなので言われなければ「今日のメンマ、ちょっと硬いな」位で気が付かないかも知れません。

後味はしっかりパイナップルなのですが、そもそもスープにも1/4も使われているので差を感じ難いのかも知れません。

 

 

 

 

海苔は三枚有るので、また海苔巻き麺にしていただきます。

海老塩のスープに海苔の風味が美味いです。

パリパリ感よりしっとり感で、主張し過ぎない海苔も良い感じです。

 

 

 

 

ここで「ニンニク」を投入します。

「パイナップル果汁が1/4も入った、甘みの有るスープにニンニク???」とお思いの方も多いと思いますが、これがメチャメチャ良く合います。

考えてみれば「ガーリックシュリンプ」が美味いのだから、海老とニンニクは合うので当たり前かも知れませんが、兎に角メチャ旨です。

 

 

 

 

ニンニク投入後の麺をいただきます。

甘みが有っても海老の香ばしい風味とニンニクはとても良く合います。

三河屋製麺製の細ストレート麺がニンニク香るスープと相まってとても美味しいです。

 

 

 

 

パイナップルの芯のメンマ(風)と麺をいただきます。

慣れて来ると多少ザクザク感が強めですが段々違和感が無くなって来ます。

後味の爽やかな甘みがパイナップルである事を控えめに示しています。

 

 

 

 

三枚目の海苔もやっぱり海苔巻き麺で。

ニンニクが加わって更に味に厚みを増したスープがとても良く合います。

しかし、このスープにニンニクを合わせようと考えた倉田店主はやっぱり凄いです。

 

 

 

 

パパパパパイン」名物「パイナップル味玉」。

初めていただいた時は「デザートみたいだな」と思いました。

でもニンニクを入れる事を覚えたら、「甘みは有ってもやっぱり『味玉』だな」と思える様になりました。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

初めは淡麗なスープに海老の香ばしさが効いていて、パイナップルの甘みが奥行きを感じさせるスープでした。

ニンニクを入れると、パイナップルの甘みが控えめに感じられる様になると同時に旨みがグッと増します。

 

 

 

 

と言う訳で、完飲&完食です。

パパパパパイン」さんの、リニューアルされた看板メニューの「パイナップル海老塩ラーメン」でしたが、狙い通り見事に初代「パイナップルラーメン」に近い味になりました。

チャーシューも昔のタイプを再現した香ばしい焼き上がりで、コレのファンが多かったのも頷けます。

ただ初代「パイナップルラーメン」に戻したのでは面白く無いと、パイナップルの芯をメンマにすると言うアイディアを実現させてしまう技術と努力に脱帽です。

賛否分かれると思いますが、個人的にはメンマ(風)でもパイナップルの風味を味わえると言う意味で、悪く無いと思います。

これを皮切りに積極的に新商品を展開して来ているので、攻めの姿勢になった「パパパパパイン」さんの今後も楽しみです。

現在休業中の元の店舗が早く再開出来る様に、また食べに行こうと思います。

 

 

 

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