期待の超新星:赤坂「Ramen翡翠」の「特製醤油ラーメン」と「選べる木桶醤油卵かけご飯」

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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は話題の超新星店「Ramen 翡翠」さんに行って来ました。

赤坂サカスから程近い雑居ビルの2階で1階に「横浜家系ラーメン 一刀家」さんが有るビルです。

株式会社ソラノイロ代表の宮崎千尋さんのポストによれば、

料理人の父親の影響で子供の頃から料理が好きでレストランやカフェなど飲食歴20年以上で大好きなラーメン屋を開業目指す。

らーめん経験はブレイクビーツ、アプロビーツ、ジャジービーツのバイトのみです。
弟子としては公認ではないようです。」(株式会社ソラノイロ代表の宮崎千尋さんのポストより引用)との事。

 

 

 

 

2025年2月8日オープン。

行ったのはオープンから5日経った12日の開店10分前でした。

平日の昼にも関わらず、既に30人位の並びでした

 

 

 

 

株式会社ソラノイロ代表の宮崎千尋さんのX(旧Twitter)アカウントでも紹介されていましたが、お花が飾られていました。

ラーメンフリークの間でも話題になっていたので、沢山のお花が飾られていました。

ちなみに2階まで来るのにザッと40分程の並びでした。

 

 

 

 

この2階のドアの前の待合椅子の所までで、45分位。

ドアの手前に椅子が4脚有ります。

白い椅子はお隣のお店のものなので、黒い丸椅子だけです。

 

 

 

 

ドアの内側にも待合スペースが有り、3〜4人座れます。

こちらにもたくさんのお花が飾られています。

壁には店名でも有る「翡翠」と呼ばれるカワセミの写真が飾られています。

 

 

 

 

最新式のタッチパネル券売機。

直前までWi-fiのトラブルで発券出来ず、スタッフさんに「現金払いのみになります」と言われていましたが、ギリギリ復活しました。

王道は左上の法則で「特製塩ラーメン」ですが、「鴨チャーシュー」に惹かれて「特製醤油ラーメン」と、「選べる木桶醤油卵かけご飯」にしました。

 

 

 

 

L字のカウンター席の背後には食器が飾られています。

オープン直後の新店とは思えない、器へのコダワリが凄いです。

やはり飲食歴20年はダテでは無いです。

 

 

 

 

こちらには小野式製麺機が置かれています。

ラーメンの調理技法の本も並んでいます。

器と言い、製麺機と言い、浅草橋の「饗 くろ喜」さんを彷彿とさせます。

 

 

 

 

卓上の「翡翠のこだわり」。

最近では良く見ますが、昔はこう言うのは無くて、店主さんに聞いたり、雑誌で読んだりして情報を入手していました。

店主さん自ら発信してくれると、忙しい時間を割いていただかなくても良いし正確な情報が分かってありがたいです。

 

 

 

 

着席して10分程で「特製醤油ラーメン」が到着。

ここまでで1時間10分、オープン5日とは思えない行列と、それを捌く見事なオペレーションです。

何処と無く「饗 くろ喜」さんを彷彿とさせるビジュアルです。

 

 

 

 

まずはスープから。

全国6箇所の醸造所を店主さんが回って厳選した木桶醤油を使用していると言うスープは、甘みにはデーツやメープルを使い、砂糖は不使用との事。

コクと深みが有りながらまろやかな風味で、4種の地鶏から採ったスープの旨みがとてもクリアに感じられます。

 

 

 

 

国産小麦の一等粉を数種類ブレンドした自家製細麺。

なめらかな食感と歯応え、小麦の風味が絶妙で、茹で加減も申し分無い仕上がりです。

どう考えてもルーキーの仕事では有りません。

 

 

 

 

鴨肉のロースト。

コレの仕上げも実に見事です。

鴨肉はともすれば中が生に近くて生臭さが残ったりしますが、香ばしく焼き上げた周囲で中まで火が通っていて素晴らしいです。

 

 

 

 

豚モモ肉でしょうか?とても見事なチャーシュー。

この仕上がりは巣鴨時代の蔦を見ているかの様です。

周囲の焼き加減、スライスの薄さ、火の通り具合や味付けまで、もはやミシュランビブグルマン級です。

 

 

 

 

鶏胸肉チャーシュー。

これも上手くやらないとパサパサになったり、逆に水っぽくなったりする難しい肉です。

その仕上がりは完璧に近く、オープン5日目とは思えない見事さです。

 

 

 

 

メンマ。

店主さんのコダワリからして、完全発酵メンマでしょうか。

戻して味付けして仕上げるのに数日は掛かりますが、風味が違います。

 

 

 

 

焼いた舞茸が載っています。

香ばしい焦げが醤油の香ばしさと相まって、とても美味しいです。

鴨肉との相性も良さそうです。

 

 

 

 

食べ始めて10分程経って、「選べる木桶醤油卵かけご飯」が来ないのが不安になって聞いてみると…どうやら忘れられていた様です(汗)。

青森県の坂本養鶏場の「真っ赤たまご」使用。

ラーメンに使われているのと同じ木桶醤油の内3種から選べます。

 

 

 

 

「真っ赤たまご」だけあって鮮やかな色です。

木桶醤油3種は、ブレンドしようか迷いましたが、祖父の地元で有る長野県の「マルヰ醤油」の信州産生醤油にしました。

長野県と言うと「信州味噌」のイメージですが、味噌と醤油は製法が近いので、祖父の家では昔は両方共家で作っていました。

 

 

 

 

青森県の坂本養鶏場の「真っ赤たまご」×長野県の「マルヰ醤油」の信州産生醤油の卵かけご飯。

醤油の香ばしい香りとコクの有る旨みに卵のまろやかな旨みが加わって至福の旨さです。

醤油ラーメンに使用されている醤油と言う事で、もちろんラーメンとの相性も抜群です。

 

 

 

 

メンマと麺をいただきます。

メンマのザクザク食感と麺のなめらかな食感が良い感じです。

それにしても、とてもオープン5日目とは思えないクオリティです。

 

 

 

 

鴨ローストで麺を包んでいただきます。

絶妙な加減に仕上げられた鴨ローストで麺を包んでいただくとても贅沢な食べ方。

麺・スープ・鴨ローストのどれもが素晴らしく、まさに至福です。

 

 

 

 

炙った舞茸。

この香ばしい香りが醤油味スープにとても良く合います。

舞茸の旨さとスープの旨味も絶妙にマッチしていてとても美味しいです。

 

 

 

 

鶏胸肉チャーシューと麺をいただきます。

スープが鶏ベースだけに、鶏肉はとても合います。

それにしてもこの鶏胸肉チャーシューの仕上げも本当に見事です。

 

 

 

 

半熟味玉。

これも青森県の坂本養鶏場の「真っ赤たまご」なのでしょうか、黄身の色が非常に濃いです。

色も濃いですが味も濃厚な旨味でとても美味しいです。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

厳選した6種の木桶醤油を使用していると言うスープは、甘味にデーツやメープルを使っているので兎に角まろやかな旨味です。

醤油の香ばしさも有り、4種の地鶏のスープと相まって、とてもクリアな旨さなのにも関わらず、何処にもカドが無いまろやかさが見事です。

 

 

 

 

と言う訳で、完飲&完食です。

話題の超新星である、赤坂「Ramen翡翠」さんの「特製醤油ラーメン」と「選べる木桶醤油卵かけご飯」でしたが、とてもオープン5日目とは思えないクオリティに驚きました。

厳選素材を見事な調理で仕上げた「特製醤油ラーメン」は、もう既にTRYの殿堂入り店に迫るクオリティで、恐らく新店部門の入賞は間違い無い所。

もしかしたらいきなりミシュランビブグルマンも有るかも知れないレベルです。

株式会社ソラノイロ代表の宮崎千尋さんがX(旧Twitter)で大絶賛だった理由が分かります。

今回は宮崎さんオススメの塩では無く醤油にしましたが、機会が有れば是非塩もいただいてみたいと思います。

既に平日昼で1時間待ちと言う、オープン即行列店と言う事でハードルが高いですが、また是非訪問してみたいお店です。

 

 

 

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