どうも、Mormorです!
今日はラーメンを食べる気は無かったのですが、偶々「かっぱ寿司」に行きました。
偶然、近所の方に20%割引券を頂いたので、やって来た次第です。
偶々、9月13日から「吉祥寺 武蔵家監修 家系ラーメン」をやっていました。
前回の「えびそば一幻監修 海老ラーメン」は奥様が食べたがったのでオーダーしてシェアした事がありました。
海老油と揚げ玉が香ばしくて、回転寿司のラーメンにしては美味しかった記憶が有りました。
トッピングの味玉が有ったり、追いシャリを用意していたり、面白い所を突いて来ます。
しかし一番気になったのが、「スープに卓上のガリを入れるとさっぱり美味しい!」というキャッチフレーズ。
確かに家系ラーメンを食べる時、味変で後半に刻み生姜を投入するとサッパリ食べられるので、ちょっと気になってしまいました。
偶々夕食は軽く食べようと思ってあまり寿司を食べていなかった事も有って、「〆に『吉祥寺 武蔵家監修 家系ラーメン』でも食べてみるか!」と思い立ってオーダーしました。
軽く食べるつもりだったので、味玉や追いシャリは無しでラーメンのみのオーダーです。
写真と違って、海苔は別皿で提供されて来ました。
ラーメンのアップ。
見た感じは色と言い油の感じと言い、正に「THE家系」といったビジュアルです。
チャーシューが若干貧弱なのと海苔が別皿で有る事を除けば、立派に家系ラーメンに見えます。
とりあえずスープを一口。
これが意外な程本格的でした。
勿論、豚骨+鶏ガラの本物の家系ラーメンのスープには及びませんが、若干動物系の出汁によるコクが弱いものの、キレの有る醤油味はかなりの本格派です。
中太麺。
丁度長女が「あっさり醤油味ラーメン」を食べていたので、比較出来たのですが、向こうが中細で、こちらが中太という事で若干太くて、その分歯応えとコシがあります。
ただ麺そのものは比較的加水率が高めなのかツルツルした感じの麺で、家系ラーメンの酒井製麺や増田製麺の麺の様に短い訳でもなく、食感的にもあまり再現性は高く有りません。
チャーシューはハムの様な薄切りで小さなチャーシューです。
¥390なので無理も有りませんが、チャーシューは「あっさり醤油味ラーメン」と同じものの様です。
恐らく前回の「えびそば一幻監修 海老ラーメン」も同じチャーシューではないかと思います。
トッピングのほうれん草。
茹で加減は家系ラーメンよりもやや硬めですが、ほうれん草の風味が良く出ています。
個人的にはこの位の茹で加減は嫌いではないです。
別皿で2枚載っている海苔。
良く考えたら海苔は寿司屋なので潤沢に有るんですね。
カットの大きさも、丁度期間限定の「北海道産 絶品いくら包み」の海苔と同じ大きさです。
折角なので、いつもの様にスープに浸して麺を包んで頂きます。
直系の家系ラーメン程厚みの有る海苔では有りませんが、寿司に使われているだけ有って、薄っぺらい海苔ではなく、しっかりとした海苔です。
ちゃんと磯の香りがして、家系スープと良く合っています。
麺と具を食べ終わったので、改めてスープを味わってみます。
動物系出汁のどっしり感が若干足りないものの、キレの有る醤油でちゃんと家系の味になっています。
前回の「えびそば一幻監修 海老ラーメン」よりも完成度は高そうです。
食べ方を見ていたら、やっぱり「スープにガリを入れて飲むべし!」が気になります。
確かに家系スープに生姜は合いますが、寿司用のガリが本当に合うのでしょうか?
という訳で、ガリを投入してみます。
そしてスープを飲んでみると、確かにサッパリ感が出て更に飲み易く美味いです。
但し、ガリを食べてしまうと三杯酢の甘みが出てしまって、イマイチな味になります。
ガリを投入し、ガリを食べずにスープだけ飲めば確かに美味いです。
という訳で完食。
今までも回転寿司のラーメンは何度か食べた事が有りますが、ファミレスのラーメン位か、それよりやや落ちる位のレベルが殆どでした。
かっぱ寿司の「えびそば一幻監修 海老ラーメン」は海老油と揚げ玉で、スープは結構イイ線行っていたと思います。
しかし今回の「吉祥寺 武蔵家監修 家系ラーメン」は思ったよりもレベルが高くてビックリしました。
麺と具材さえ変えれば、このスープならかなりのレベルのラーメンに仕上げられるでしょう。
「¥390の回転寿司のラーメン」という制約の中でここまで仕上げて来たのは驚きでした。