どうも、Mormorです!
今日は開店時間が19:00〜21:00という超難関店の「葵亭」に行って来ました。
以前、行幸道路沿いの小田急相模原と相模大野の間位に有った時から存在は知っていましたが、なんせ営業時間が2時間しか無い超難関店の為、移転後も近所なのになかなか来る事が出来ませんでした。
開店直後を狙って来てみると、まだ店内に空席が有る様です。
寒い中頑張って来た甲斐が有りました。
葵亭は注文制なので、とりあえずメニューを見ます。
基本の「ラーメン」¥700と、「たまごラーメン」¥750、「のりラーメン」¥750の3つというシンプルな構成。
それにサイドメニューの「半ライス」¥50、「ライス」¥100、「豚丼」¥400が有り、豚丼はラーメンとセットにすると¥250で食べられます。
替玉は¥100です。
先客3名で、足元に隣の人の荷物が置かれていたので1つ空けて角の席に座りました。
混んで来たら荷物を退けていましたが、出来れば最初から荷物は邪魔にならない場所に置いて欲しいです。
カウンターにもメニューが有りました。
やはりここは一番人気の「たまごラーメン」¥750にしました。
無論、後で「替玉」¥100を投入する前提で・・・
水かと思ったらお茶でした。
烏龍茶とプーアル茶のブレンドだそうです。
千駄ヶ谷の「ホープ軒」のジャスミン茶を思い出しました。
卓上調味料は胡椒と豆板醤、胡麻、そして紅生姜。
紅生姜が有るなら辛子高菜も有るかと思いきや、それは無い様です。
待つ事7〜8分で「たまごラーメン」が着丼。
ワンオペとは思えない程の速さで提供されたので、ビックリしました。
比較的小ぶりの丼で、替玉前提の量に見えます。
たまごが沈んで見えなかったので、表面に出しました。
半分に切られて載せられていた様です。
とりあえずスープから。
一口飲んでみて、一瞬「鶏白湯だったっけ?」と思う程濃厚なトロミの有る豚骨スープ。
家系などで濃厚系ならたまに有りますが、いわゆる白い色の豚骨スープとしては珍しい位濃厚ですが、味はとてもマイルドで、クドさは有りません。
基本豚骨で、野菜が少し入っているそうですが、とてもそれだけとは思えない見事な味です。
麺は自家製麺の中太ストレート麺。
白い豚骨スープと聞くと、極細の麺を想像しますが、ここの麺は中太麺です。
しかしながら濃厚な豚骨スープはこの麺にピッタリ合います。
適度にコシが有り、適度なモチっと感が有る麺です。
チャーシューはかなり大きくて厚みが有ります。
非常に柔らかく、まろやかな味のスープに良く合う適度な味付けのチャーシューです。
大きめの海苔。
折角なので、スープに浸して海苔巻き麺にして頂きます。
海苔をスープに浸して、麺を包んで頂きます。
濃厚なスープに海苔の風味が加わって、モチっとした自家製麺との相性は抜群です。
これなら「のりラーメン」が有るのも頷けます。
「たまごラーメン」のたまご。
黄身がトロトロで、濃厚な豚骨スープに良く合う絶妙な味付けの味玉です。
なるほど、人気の訳が分かりました。
麺を食べ終わったので、「替玉」をオーダーしました。
お椀に入って出て来ました。
黄色い容器は「ラーメンタレ」です。
少量をレンゲに取って舐めてみましたが、塩ダレでした。
細麺でない「替玉」は珍しいです。
ツヤツヤの麺が美味しそうです。
「替玉」をスープに投入して、紅生姜を載せます。
濃厚なスープとは言え、豚骨スープに紅生姜は非常に相性が良いです。
紅生姜の入った豚骨スープと味玉の相性はとても良いです。
「たまごラーメン」が人気な訳が分かります。
と言う訳で、完食。
営業時間が2時間しか無い超難関店で、今まで行かれませんでしたが、漸く行く事が出来ました。
噂には聞いていましたが、実際に食べてみて、濃厚な豚骨ながらとても優しい味で、しかも自家製麺の麺や具材のチャーシュー、味玉、海苔のどれを取っても高いレベルでまとめられている事が分かりました。
なるほど、これだけのクオリティだから19:00〜21:00までと言う短時間でもお店を続けて行く事が可能な訳です。
きっと人を増やして営業時間を伸ばしたら、凄い行列店になる事でしょう。
敢えてそうせずに、一人で出来る範囲でやると言うコダワリが今の形なのだと思います。
これこそ、「知る人ぞ知る」名店なのかもしれません。