どうも、Mormorです!
(この記事は緊急事態宣言が出される前に訪問したものです。)
先日、久しぶりに「国界」に行って来ました。
今回は夜に伺いました。
営業時間は11:30〜15:00、17:30〜21:00ですが、スープ終了次第閉店です。
この日は19:30頃着きました。
丁度先客が食べ終わって出て行く所でした。
カウンターの奥で、親子と思われる女性2名が食べていました。
出て行った先客も女性2名で、女性に人気が有る様です。
そう言えばウチの奥様も、此処のラーメンのファンです。
取り敢えず、私は「チャーシューメン」¥1050+「特製煮玉子」¥110を、奥様は「ラーメン」¥850+「特製煮玉子」¥110をオーダーしました。
卓上調味料は前回と変わらず。
醤油と酢とラー油は餃子用でしょうか。
壁には冬限定「MISHO」味噌+醤油と貼ってあります。
味噌と醤油のハイブリッドラーメンは初めて見ました。
旨いんですかね?
と、女性店主さん(?)が扉に張り紙をしていました。
帰り際に見てみると、なんとスープ切れ閉店の文字が!
丁度我々2人でスープ終了だった様です。
まだ閉店時間まで1時間半も有るのに、人気店なんですね〜!
まずは奥様の「ラーメン」+「特製煮玉子」が着丼。
「ラーメン」には海苔とナルトが載っています。
続いて私の「チャーシューメン」+「特製煮玉子」が着丼。
チャーシューx5枚が載っています。
まずはスープから。
一口飲んでみて、やはり昔の味と違っている事を確信しました。
前回は「ラーメン」だからかと思いましたが、やはり「チャーシューメン」も変わっています。
昔の「国界」の「ラーメン」や「チャーシューメン」はかなり甘みの有るスープでした。
鶏ガラスープに鶏油、醤油と言う所は不変ですし、バラチャーシューも見た目は変わりありませんが、甘みが大分少なくなっています。
恐らく先代の店主さんから代替わりされた様で、今は店主さんが若返っています。
昔の甘いスープから、少し甘みを抑えた味に変えた様です。
個人的にはこの方が旨いと思います。
麺は懐かしの中細縮れ麺。
所謂「中華麺」という感じで、加水率高めのツルツル食感の麺。
鶏ガラスープに良く合います。
バラチャーシュー。
見た目は変わっていませんが、これもスープと同様に甘さが抑えられています。
個人的にはこの味の方が好みです。
非常に柔らかくて、持ち上げると千切れてしまいそうです。
色の濃いメンマ。
このメンマだけが唯一昔のままの甘い味付けです。
この味はノスタルジックな感傷に浸れます。
途中、卓上の胡椒で味変。
醤油味スープだけに、胡椒は良く合います。
でも「国界」のスープなら七味の方が合うかもしれません。
「特製煮玉子」。
前回は固茹ででしたが、今回は黄身がトロトロの半熟で、なかなか美味しい味玉でした。
と言う訳で、完食。
改めてスープを味わってみましたが、甘みが無くなった分、本来の鶏の旨味が感じられる様になっています。
タイプ的には三ノ輪の「トイ・ボックス」さんが近い感じです。
しかし全く甘みが無い訳では無く、そういう意味では伝統の味をきちんと伝えています。
値段が高いというレビューが多いですが、確かに高いものの、価格に見合った味では有ります。
本店で食べた事が無いので、これがオリジナルの味なのかどうかは分かりませんが、少なくともこの味は「国界」独特のもので、他には無い味ですので、そう言う意味では価値が有るのでは無いかと思います。