「おかえりなさい」名店復活!:町田 胡心房

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どうも、Mormorです!

 

今日は2018年9月から長期休業していた、町田の「胡心房」さんが2020年9月10日に復活したとの事で、早速行って来ました。

町田の「胡心房」さんは、東京都稲城市のJR南武線矢野口駅前に存在した居酒屋/ラーメン店「虎心房」を前身とするラーメン店です。
「愛の貧乏脱出大作戦」という番組に出て、一躍人気店となりました。

その後、矢野口駅前の区画整理で2005年5月17日(火)に町田駅前へ移転し、その際に現店名の「胡心房」になりました。
しかし2018年9月頃から長期休業に入っていました。

変わりゆく町田の街並み」に依れば、

東京餃子軒焼肉やまとなどの飲食店(※町田駅周辺にも店舗あり)を手掛ける株式会社ケンコーが新たに店舗運営を行う形で営業再開

との事で、9月中頃に再オープンとなっていました。開店日が9月10日に決まったのはつい最近の様です。

 

 

 

 

お店の前にはお祝いの花が飾られていました。

Due Italian」の石塚さんや、「麺や 維新」の長崎さん、「支那そばや」の佐野さんなど、錚々たるメンバーの名前が書いてあります。

「一心會」は町田の神輿同好会の様です。

 

 

 

 

入り口のドアも変わりました。

営業時間は

●火〜金曜日:11:30〜15:00、18:00〜21:00
●土・日・祝:11:30〜21:00
●定休日  :月曜日と第2・第4火曜日

となっています。

 

 

 

 

まずは入って右手の券売機で食券を買います。

券売機は最新機種になっていますが、券売機の上にラーメンの写真が貼ってあるのは以前と同じです。

メニューは「らーめん」、「辛らーめん」、「つけめん」の3種、トッピングの違いで「肉玉」、「肉」、「味玉」の3種で計9種類、サイドメニューは「ライス」と「炊き込みご飯」、追加トッピングの「味玉」、「メンマ」、「のり」、「チャーシュー」となっています。

今回はオーソドックスに「味玉らーめん」にしました。

 

 

 

 

11:30の開店直後に伺いましたが、店内満席だったので食券購入後に、待合スペースで暫し待ちます。

店内は改装で内装は変わりましたが、カウンター9席に変わりは無く、奥のテーブル席x2が無くなりました。

以前と違って木目調を基調にした内装です。
今日は店主の野津さんはいらっしゃいませんでしたが、接客の女性店員さん2名と厨房の男性3名の5名体制でした。
女性店員さんは以前お見掛けした方の様な・・・?

 

 

 

 

パーティションは最初から作り付けになっています。

こう言う点はCovid-19後に開店するお店ならではです。

 

 

 

 

待つ事10分程で、「味玉らーめん」が着丼。

Sagamihara欅」さんの様に、お盆に載って提供されます。
箸置き&レンゲ置きに箸とレンゲが載っているのも同様です。

 

 

 

 

「味玉らーめん」の近影。

豚骨魚介のスープと言い、マー油と言い、レタスが載っている所と言い、正に「胡心房」の「らーめん」です。

 

 

 

 

まずはスープから。

若干塩ダレが濃くて塩分多めですが、このスープは間違いなく「胡心房」のマイルドな豚骨魚介スープです。

12時間掛けて炊いて、冷蔵庫で一晩冷やして表面の脂を丁寧に取り除いて、臭みや脂っぽさを無くした、手間の掛かる一品です。

表面に浮いたマー油や、トッピングのレタスも穂先メンマもバラチャーシューも、全てそのままです。

 

 

 

 

中細のストレート麺。

確か以前は「中根製麺」製の麺を使用していたと思いますが、太さと言い楕円形の断面と言い、全粒粉っぽいツブツブが見える所と言い、多分「中根製麺」製の麺だと思います。

コシが有って小麦の香る美味しい麺です。

 

 

 

 

バラチャーシュー。

提供前にバーナーで炙っていました。
表面は香ばしく、適度な肉感が有り、しっかりとした味付けのチャーシューで、トッピングのレタスと食べると美味しいです。

 

 

 

 

トッピングのカイワレとレタス。

ヘルシーなマイルド豚骨魚介スープとレタスは「胡心房」のトレードマーク。

ビジュアル的にも、栄養的にもヘルシーで、女性受け間違い無いです。
実際お客さんの約半分は女性でした。

 

 

 

 

穂先メンマ。

長いのが一本では無く、短めのものが3本位入っています。
この方が食べ易いですね。

 

 

 

 

小さな海苔。

この正方形の小さな海苔も、「胡心房」っぽいアイテムです。

 

 

 

スープに浸して麺を包んで、海苔巻き麺にして頂きます。

マイルドな豚骨魚介スープと海苔の風味は相性抜群です。

 

 

 

 

味玉。

黄身がゼリー状の半熟で、適度に味の浸みた美味しい味玉です。

 

 

 

 

麺と具を食べ終わったので、スープを味わいます。

やや塩ダレが濃いものの、味は間違いなく「胡心房」の味です。
とても2年もの間休業していたとは思えない味で、オペレーションが落ち着いてくれば、もっと味が安定すると思われます。

 

 

 

 

と言う訳で、完食。

「胡心房」さんの「味玉らーめん」ですが、2年間のブランクを感じさせない仕上がりで、驚くと同時に安心しました。

水が減っていると店員さんが注いでくれるホスピタリティも以前と変わり無く、内装と券売機が最新式になっているのと、テーブル席が無くなったのと、出口が壁になった事以外はあまり変わっていない様です。

外部チェーンの資本が入ったと言う事で、全く変わってしまうのでは無いかと言う危惧も有りましたが、らーめんも特徴的な丼も以前と同じで、らーめんのトッピングも変わっておらず、ファンとしては安心しました。

店員さんのホスピタリティも含めて「胡心房」らしさはそのままなので、きっと早晩以前の様な行列店に返り咲くでしょう。

 

 

 

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