どうも、Mormor(もるもる)です!
今日はラーメン大好き小泉さんの作者、「鳴見なる」先生が良く通っている事で知られる、河辺の「丸孫商店」さんに行って来ました。
ずっと行ってみたいと思っていたのですが、Covid-19の流行で公共交通機関の利用を控えていたのと、何かと忙しくてなかなか行けずにいました。
ラーメン大好き小泉さん巡礼第32店舗目です。
駐車場にもドラム缶で作ったベンチが有ります。
車が停まって居なければ、目印になります。
お店に入って左側の奥の壁に、「鳴見なる」先生の直筆小泉さんイラストとサインが有りました。
ビニールを貼って保護して有ります。
入口右手の奥にはマルソンFACTORYの大きなポスターと様々な掲示が有ります。
「中華そば」の麺は埼玉県新座市の「村上朝日製麺所」製、つけ麺の麺は「ラーメン凪」の太麺を使用している様です。
まずは入口右手の券売機で食券を購入します。
「本日の部活」の「活〆マダラx白子=濃密醤油中華ソバ」¥1,000も気になりましたが、初訪問なので「左上の法則」の「魚貝煮干し中華そば」の特製トッピング版「特製魚貝煮干し中華そば」(味玉+空ワンタン+チャーシュー増し)¥1,000にしました。
厨房の正面のカウンターの真ん中に座りました。
入った時は1つ置きにお客さんが居たので、奥から3番目のこの席にしました。
カウンターには沢山のクレヨンで描いた文字が有ります。
カウンター上は私物を置かない様に注意書きが有ります。
またマスクを外したらしゃべらない様にと言う注意書きも有ります。
卓上調味料は山椒、ハバネロ入り激辛一味、白胡椒です。
待つ事10分程で、「特製魚貝煮干し中華そば」が着丼。
薄切りレアチャーシューと三つ葉で麺が見えません。
スープの煮干しの香りが漂って来ます。
ちなみに貝のお皿は貝殻を置く為のものです。
まずはスープから。
煮干しが香るスープは、飲んでみるとまず貝の出汁が来ます。
貝は1種類では無く、ホンビノス貝と牡蠣の風味もします。
醤油は控えめでマイルドな味です。
麺は中細ストレート麺。
「中華そば」は「村上朝日製麺所」製との事ですが、ツブツブが見えるのでフスマもしくは全粒粉練り込みでしょうか?
比較的加水率低めで、パツンと言う感じの食感の麺です。
小麦の風味もして、魚貝系のスープに良く合っています。
5枚も載っている、薄切りのレアチャーシュー。
ローストポークの様な感じで、しっとりとした食感と適度な味付けで、とても美味しいチャーシューです。
「空ワンタン」。
その名の通り、餡が無く皮だけのワンタンです。
「すごい煮干しラーメン 凪」の「いったん麺」の様な感じです。
牡蠣も入っています。
具材にも入っていますが、スープ自体も牡蠣の風味がします。
ちなみに写真を撮り忘れましたが、ホンビノス貝も入っています。
山クラゲのメンマ。
偶に見掛けますが、「牛タン焼き仙台辺見」の「牛骨テールラーメン」にも入っていました。
独特のコリコリ食感が有って、普通のメンマとは違った食感が味わえます。
大きな三つ葉。
三つ葉トッピングと言うと「中華そば 四つ葉」さんが有名ですが、そう言えばチャーシューも「中華そば 四つ葉」さんに似ています。
ちなみに町田金森の「超純水彩麺 天国屋」さんも三つ葉トッピングまたはネギ、もしくは両方が選べます。
三つ葉は爽やかな風味で、魚介系の醤油味スープに良く合います。
途中まで食べていたら、「済みません、海苔を載せ忘れていたので、別皿でお出しします」と海苔が出て来ました。
てっきり海苔が載っていないのがデフォルトかと思っていました。
折角なので、魚貝のスープに浸して、麺を包んで頂きます。
魚貝のスープに海苔の風味はとても良く合います。
麺との相性も抜群です。
ホンビノス貝が食い込んで、ちょっと崩れてしまった味玉。
形は崩れていても、味の方は大丈夫。
しっかりと味の染みた味玉で、半熟の黄身がまろやかさを出しています。
麺と具を食べ終えたら、店員さんから「スープ割りされますか?」と聞かれました。
確かに奥の黒板に「本日のスープ割」と有り「ピリ辛しょうが」と書いて有ります。
つけ麺なら兎も角、ラーメンに「スープ割り」が有るお店は、先日伺った「ラーメン郷」位しか知りません。
しかも「ラーメン郷」の場合は濃い味を薄める為のものですが、こちらの「スープ割り」は日替わりで色々な味が有り、スープの味変と言う位置付けのものです。
「ピリ辛しょうが」の割スープを入れて貰いました。
確かに生姜の風味とピリッとした辛さが加わっています。
辛さは恐らく唐辛子系の辛さだと思いますが、生姜と唐辛子の辛さが加わっても、魚貝のスープはしっかり味わう事が出来ました。
と言う訳で、完食。
本当は飲み干したい所をグッと我慢しました。
ちなみに券売機に「カップ茶碗蒸し」と言うメニューが有り、「中華そば」もしくは「限定麺」の場合は残ったスープを茶碗蒸しにして貰えます。
神田淡路町の「五ノ神水産」にも同様なサービスが有りました。
スープを最後まで味わってもらう為の工夫ですね。
河辺の「丸孫商店」さんの「特製魚貝煮干し中華そば」でしたが、鮮魚系に近い貝の出汁と煮干し、そして優しい醤油が見事に調和していて、美味しい一杯でした。
具材も抜かり無く、薄切りのレアチャーシューは「中華そば 四つ葉」さんを彷彿とさせるものでしたし、「空ワンタン」は「すごい煮干しラーメン 凪」の「いったん麺」の様でした。
ラーメンにホンビノス貝を使用したのも、「丸孫商店」さんがパイオニアだった様です。
総じてレベルの高い一杯でした。
次回は是非限定麺に挑戦してみたいです。
その時は「カップ茶碗蒸し」を忘れずに頼みたいです。