どうも、Mormor(もるもる)です!
今日はオダサガで、まだ行った事が無くて気になっていた「北海道らーめん 堂々軒」に行って来ました。
オダサガは南口に「Sagamihara 欅」さんや「Sahamihara 欅〜HANARE〜」さん、「石山商店」さん、「奨 TASUKU」さん、サウザンロード商店街には「特選ラー油 肉そば 寅や」さん、「麺処 宥乃」さんなどが有り、かなりのラーメン激戦区です。
なので、なかなか来る機会が無かったのですが、年始でまだ休んでいるお店が多いタイミングなのと、味噌ラーメンが旨い冬の時期なので、来てみました。
「北海道らーめん 堂々軒」は向かいのマンションの隣の駐車場に6台分の駐車場が有ります。
暖簾に「札幌 味噌」の文字が有り、入口脇のお品書きにも「味噌」の文字が多い事から、味噌ラーメンがウリの様に見えます。
まずは入口左手の券売機で食券を購入します。
ボタンが縦長で珍しいと思ったら、「ムジャキフーズ」系列のお店の特徴だそうです。
ボタンの配列からすると、やはり「札幌味噌ラーメン」がウリの様ですが、「旭川醤油」や「函館塩」など、北海道の三大ラーメンを網羅している様です。
今日は「札幌味噌バターコーン」¥950と「味玉」¥100の食券を買いました。
長いカウンターは手前が3席、厨房の前に8席の11席、テーブル席4人掛けx3の12席で合計23席有ります。
今日は手前の3席の真ん中に座りました。
卓上調味料は醤油、酢、ラー油、七味唐辛子。
楊枝、ペーパーナプキンも有ります。
箸は箸箱に入っています。
醤油、酢、ラー油は餃子用と思われます。
カウンター上にはおろしニンニクと豆板醤、拉麺胡椒もあります。
カウンターの向こうは厨房です。
壁にはスープのこだわりが書かれた板が飾ってあります。
以前はカウンターにラーメンの蘊蓄が書かれたものが有ったそうです。
待つ事5分ほどで、「札幌味噌バターコーン」+「味玉」が着丼。
味玉は2つに切って載せられています。
まずはスープから。
「札幌ラーメン」と銘打っていたので、てっきり赤味噌メインのブレンドかと思ったら、まさかの白味噌メインでした。
ラードで炒めたモヤシにスープを注いで作る、札幌ラーメンならではの作り方で作られていますが、甘みのある白味噌ベースのスープは、仄かにニンニクや唐辛子の風味の有るもので、豚骨や鶏ガラで採ったスープがしっかり感じられます。
麺は麻生製麺と共同開発した中太縮れ卵麺。
ツルシコ食感の麺ですが、西山製麺や森住製麺などの札幌ラーメンの麺で有名な製麺所の麺と比べると、やや色が薄く、風味も少し淡白な感じです。
バラ肉のチャーシュー。
とても柔らかく、箸で切れると言うより、持ち上げるとバラバラになってしまう程です。
香ばしく焼き上げられており、味噌味スープに負けない味のチャーシューです。
メンマ。
かなり色の濃いメンマですが、味は見た目程濃くは無く、柔らかく煮て有るので食べ易いメンマです。
ラードで炒めたモヤシ。
香ばしい風味で、スープとの相性は抜群です。
ワカメ。
以前食べた「味の時計台 相模大野店」(閉店)では茎わかめが載っていましたが、札幌ラーメンにワカメが入っているのは初めて見ました。
味噌汁に良く入っているので、味噌スープには良く合います。
コーン。
札幌ラーメンと言えば味噌バターコーンのイメージが有りますが、実際札幌の地元の方々は味噌より塩バターコーンで食べている方が多かった記憶が有ります。
しかし味噌スープにバターとコーンは鉄板の旨さである事は確かです。
個人的には結構好きな組み合わせです。
味玉。
黄身の中心が半熟の味玉は、適度な味付けで甘めの味噌味スープにも良く合います。
途中味変で、カウンター上に有るおろしニンニクと豆板醤を投入してみました。
味噌ラーメンにニンニクは合いますが、白味噌だとどうかな?と思っていましたが、結構合います。
豆板醤も少量加えましたが、元々唐辛子が入っているので、少しピリ辛になった位で大きな変化は無いものの、相性は良さそうです。
味変後の麺を味わってみます。
白味噌でもニンニクが入るとコクが増すのは変わらない様ですが、多分入れ過ぎると美味しく無い気がします。
豆板醤の方も、元々唐辛子が入っているのでそんなに違和感は有りません。
個人的にはピリ辛になって丁度良い味になりました。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
札幌ラーメンとしては珍しい白味噌仕立てのスープですが、町田の「3SO」さんや「ラーメン おやじ」さんも白味噌仕立ての甘めなスープですが、どちらも美味しいです。
「堂々軒」のスープは味噌ダレがマイルドなせいか、ベースの豚骨+鶏ガラスープの味が良く感じられます。
と言う訳で、完食。
「北海道らーめん 堂々軒」さんの「札幌味噌バターコーンラーメン」+「味玉」でしたが、白味噌仕立てのマイルドな味ながら、札幌ラーメンらしい作り方で作られた一杯でした。
甘めの味噌に、ニンニクや唐辛子などを加えた味噌ダレと豚骨+鶏ガラスープの味がマッチしていて、「すみれ」や「三ん寅」の様なパンチの有る重厚なスープと違って、軽やかな味の味噌ラーメンでした。
同じ白味噌ベースでも町田の「3SO」さんや「ラーメン おやじ」さんとは方向性が違っており、割と正統派札幌ラーメンに近い味になっています。
物凄く旨いと言う訳では有りませんが、逆に言えば毎日食べても飽きない系の味であり、安定した味だと言えます。
勤務先の近くに有ったら、多分毎週通ってしまう様なお店です。







