987ケイマンSの事:その①

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どうも、Mormor(もるもる)です!

ここの所、先月末に納車になったBMW X1 xLine Xdrive18dの事ばかり書いていたので、偶には987ケイマンSについて書こうと思います。

987ケイマンは2005年に登場し、初めは3.4リッターのケイマンSが出て、翌年に2.7リッターのケイマンが出ました。
私のケイマンSは2007年式で、既に製造から14年が経過しています。

 

 

 

2009年にマイナーチェンジして後期型になり、直噴エンジンやヘッドランプの変更、LEDテールランプなどで外観も変わりました。

この時、前期型に搭載されていたM97エンジンからMA121になり、295PSから320PSへパワーアップすると共に、インターミディエイトシャフトが廃止され、クローズドデッキ化されるなど、大幅な変更が行われました。

987前期の弱点だった、6番シリンダーが熱膨張してピストンが齧ってしまう現象を解決し、パワーアップしたMA121型エンジンは改良型が次期型の981型にも搭載され、現行の718ケイマン(982型)へと続く基盤になりました。

確かに凄く良くなり、速さでもエキゾーストサウンドでも、987後期の方が全然良くなりました。

普通に考えたら前期型に拘る理由は何も無いでしょう。

 

 

 

 

しかし、あくまで個人的にはやっぱり987前期が一番好きです。

987前期までは911(997型)との共通性が有って、ポルシェらしい「カエル顔」です。

個人的には前期の方がポルシェらしくて好きです。

 

 

 

エンジンもM97型は冷却系の設計が良く無いので6番シリンダーが熱的に厳しく、特に夏場の日本では渋滞で低速走行が続くとウォーターポンプも回らず、6番シリンダーにヒートスポットが出来てしまい、オープンデッキ構造の為、シリンダーが歪んでピストンが首振り現象を起こし、最悪エンジンブローすると言う問題が有ります。

こう書くと、M97エンジンは良い所が無い様に聞こえますが、実は良い所も有ります。

まず、ポート噴射のお陰か燃焼が穏やかに行われる為、エンジン音が静かです。
スポーツカーとしてはMA121の様にガウガウ言った方がその気になるかもしれませんが、M97エンジンは4500rpm以上になるとポルシェらしい「シュオーン」と言う快音を発します。
個人的にはこの音が大好きです。

またエンジンの回転フィールもMA121と比べてシルキーで、滑らかな回転感が個人的に好みです。

自分のケイマンは走る時は有る程度の距離を走り、極力渋滞を避けており、またATでないので比較的エンジンの冷却的に厳しくなる様な状況は避けています。

パワー的に、もう少しパワーが有ったら良いな、と思う事が無い訳では有りませんが、個人的には自分が扱い切れるのは400PS以下だと思っているので、295PSのケイマンにそれ程不満がある訳では無いです。

987に限らず、ケイマンの場合不満が有るのはエンジンよりもサスペンション、それも特にフロントサスペンションです。

それについては長くなるので、次に続きます…

 

 

 

 

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