どうも、Mormor(もるもる)です!
今日はTwitterで、“比内地鶏らーめん黒のタレと麺が変わりました!”との情報を入手したので、小田急相模原の「麺処 宥乃」さんに行って来ました。
先月下旬に「大人の白つけ麺」を食べて以来、約10日ぶりの訪問です。
Twitterの告知。
タレは町田の岡直三郎商店の「日本一醤油」など、数種の醤油を合わせて作ったものとの事。
麺も変わったとの事で、これは確かめなくてはいけません。
ちなみに「日本一醤油」は移転準備中の「超純水彩麺 天国屋」さんや、「一条流がんこ総本家 相模原分店」、町田の「いぶし銀」でも使われています。
こちらは注文制なので「比内地鶏・黒」¥900+「ワンタン」¥250+「味玉」¥100をオーダーしました。
カウンターの上に、「日本一醤油」の「日本一スパイス」が載っていました。ラーメンに合うかは「?」ですが、炒め物や焼肉に使ったら旨そうです。
待つ事7〜8分で、「比内地鶏・黒」+「ワンタン」+「味玉」が着丼。
開店当初に食べた「醤油らーめん」と比較して、かなり醤油が効いている様に見えます。
まずはタレが変わったと言うスープから。
レンゲでスープを掬った瞬間、醤油の香ばしい香りがします。
以前のスープは、いわゆる「鶏と水」系のスープで、醤油ダレとスープのバランスが取れたスープで、どちらかと言えばスープの味を引き出す方向で作られていたと思います。
今度のスープは「醤油」を前に出したスープで、もちろん比内地鶏のスープの旨さはしっかり有りますが、醤油の香ばしさ、酸味、旨味を生かしたスープになっています。
この丼も初めてですが、深めな丼は確かに香りが立つ様になっていると思います。
こちらも変わったと言う麺。
確かに滑らかな啜り心地に変わりましたが、何を変えたのか岩本店主に聞いてみると…
切り刃を18番から20番に変えました
との事。
粉の配合などは変えていないそうで、微妙に細くなった事により少し柔らかくなり、滑らかな食感に変わった様です。
レアチャーシュー。
低温調理されたレアチャーシューは、しっとりしていて美味しいチャーシューです。
鶏胸肉チャーシュー。
比内地鶏のスープには鶏チャーシューが良く合います。
ワンタン。
食べてみると、これも味が変わっています。
岩本店主に聞いてみると、どうやら餡を変えたとの事。
醤油ダレと麺だけで無く、ワンタンも変えているとは流石です。
穂先メンマ。
元々淡麗系のスープに良く合う穂先メンマ。
醤油が効いたスープにも良く合います。
小松菜。
白河ラーメンにも載っている小松菜。
町田「一番いちばん」のラーメンにも載っています。
醤油の効いたスープに良く合います。
白髪ネギ。
ネギもラーメンに欠かせない薬味です。
爽やかな辛味が醤油味スープに良く合います。
カイワレ。
爽やかな辛味のカイワレ。
これも良い薬味になります。
半熟味玉。
一見するとゆで卵の様に見えますが、しっかり味が付いています。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
改めて味わってみても、やはり醤油が前面に出た味になっており、以前の「鶏と水」系のスープと比べて、かなり攻めた味になっています。
町田に有った「ロックンロールワン」の「2号ラーメン」から連なる「鶏と水」系のスープは、淡麗系のスープの醤油ラーメンの主流になり、今や醤油ラーメンと言えば「鶏と水」系と言っても過言で無い状況です。
確かに「鶏と水」系のラーメンは旨いのですが、何処に行っても似た様な味のオンパレードと言った状態になっています。
この新しい「比内地鶏・黒」の醤油ダレには、敢えて調和の取れたスープのバランスを崩して、新たな味に挑戦する姿勢が見えます。
と言う訳で、完飲&完食です。
「麺処 宥乃」さんの「比内地鶏・黒」でしたが、今までの優等生的な味から、敢えて醤油が突出した挑戦的な味になっています。
猫も杓子も「鶏と水」系と言う醤油ラーメンの殻を打ち破る、挑戦的な一杯では無いかと思います。
今の「鶏と水」系の頂点でもあった「飯田商店」も、元「ロックンロールワン」店主で現「ロックンビリーS1」店主の島崎さんに「自分の一杯を作れ!」とハッパを掛けられて、新たな味に挑戦しました。
「麺処 宥乃」岩本店主も、同じ様に新たな味への挑戦をしている様です。
ますます今後の「麺処 宥乃」から目が離せません。







