どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は所用で六本木ヒルズまで行ったので、2016−2017ビブグルマンの名店、「銀座 篝 六本木ヒルズ店」に行って来ました。
「銀座 篝」は本店には移転前も移転後も伺っていますが、六本木ヒルズ店は初めてです。
入口の左側に券売機が有るので、食券を購入します。
タッチパネル式の券売機で、現金及びQRコード決済に対応しています。
私は「鶏白湯Sobaトリュフ仕立て」¥1,280を、奥様は「清湯Soba蛤と牡蠣 汐」¥1,200を、次女は「清湯Soba蛤と牡蠣 醤油」¥1,200をPayPayで支払いました。
店内は本店同様に白木を使った和風の作りになっています。
Covid-19対策で、入口のアルコール消毒およびパーティションが設置された様です。
ステンレス製のコップで水が提供されます。
楕円形のお盆が有るのも本店と同様です。
奥の背の高い容器は水差しです。
Covid-19前までは、卓上に原了郭の黒七味と山椒、有機純米酢、ラー油などが有りましたが、Covid-19禍で撤去された様です。
「美味しい食べ方」の説明書き。
以前本店で見た時は「鶏白湯Soba」、「鶏Soba」、「鶏つけSoba」の3つでしたが、「鶏白湯Soba」、「蛤と牡蠣のSoba」、「鶏白湯と貝と節のつけSoba」に変わっています。
フライドオニオンとおろし生姜。
ちなみに「蛤と牡蠣のSoba」の場合はおろし生姜が柚子皮に変わります。
待つ事10分程で、次女の「蛤と牡蠣のSoba 醤油」が着丼。
とても美しいビジュアルです。
続いて奥様の「蛤と牡蠣のSoba 汐」が到着。
こちらは塩ラーメンなので、スープの色が違います。
そして私の「鶏白湯Sobaトリュフ仕立て」が着丼。
以前本店で食べた「鶏白湯 醤油 SOBA トリュフ」と比較して、具材の野菜が大分変わっています。
季節の野菜を使用するため、トッピングの野菜は都度変わる様です。
まずはスープから。
濃厚な鶏白湯の旨味と、魚介の風味、特に貝の出汁が感じられるスープ。
濃厚なのにクドさが無く、後味もスッキリしていて、鶏白湯スープとしては屈指の旨さです。
ハヤリの”泡系”のスープは野菜ペーストなどでサッパリ感を出している場合が有りますが、やはり鶏白湯の旨味が薄れてしまう弱点が有ります。
「銀座 篝」の鶏白湯スープは旨味はしっかり有りつつ、後味スッキリと言う、鶏白湯スープの最高峰と言っても過言では無いと思います。
中細ストレート麺。
加水率高めのツルシコ食感の麺は三河屋製麺製で、茹で加減はかたくも無く柔らかくも無いジャストな茹で加減です。
ツルシコ食感と鶏白湯スープの濃厚さが良く合います。
鶏胸肉のチャーシュー。
しっとり食感で適度な味付けなので、鶏白湯スープにとても良く合います。
筍。
ザクザクっとした食感ですが、決して硬く無くて食べ易いです。
筍特有の味が鶏白湯スープに良く合います。
素揚げのカボチャ。
旬の素材の甘みが味わえるカボチャ。
優しい甘みが鶏白湯スープと良く合います。
パプリカ。
鶏白湯スープに彩りを添えるパプリカ。
仄かな苦味も鶏白湯スープに合っています。
サツマイモ。
こちらも旬の優しい甘みで、スープの味をより引き立ててくれます。
湯剥きしたミニトマト。
爽やかな酸味と湯剥きする事で柔らかい食感になり、トマト特有の旨味が有ります。
トマトの味は塩味スープに良く合うので、この組み合わせもとても美味しいです。
三つ葉。
濃厚な鶏白湯スープに爽やかな風味を与えてくれる三つ葉。
鮮やかなグリーンが彩りも添えてくれます。
黒トリュフとオリーブのペースト。
トリュフ特有の風味が濃厚な鶏白湯スープととても良くマッチしています。
「鶏白湯Sobaトリュフ仕立て」には白トリュフオイルも使われており、贅沢な香りと風味が有ります。
味変で薬味の生姜とフライドオニオンを入れてみます。
鶏白湯スープに生姜はとても良く合います。
味変後の麺を頂きます。
生姜の爽やかな風味が鶏白湯スープを少しだけ爽やかにしてくれます。
フライドオニオンの香ばしい風味も美味しいです。
ここで鶏白湯スープにとても良く合う「黒七味」をお願いしました。
Covid-19禍で卓上から撤去されていますが、頼めば出て来ます。
黒七味を掛けてみました。
鶏白湯スープに黒七味特有の辛味はとても良く合います。
黒七味を掛けた後で、麺を頂きます。
黒七味特有の風味とピリリとした辛さが鶏白湯スープの味を引き締めてくれます。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
やはり「銀座 篝」さんのスープは鶏白湯特有のシチューの様な旨味が有りながらクドさが無く、魚介の風味も効いていて非常に美味しいです。
と言う訳で、完飲&完食です。
鶏白湯スープのお店は沢山有りますが、ここまで濃厚で後味がスッキリとしたスープを他に知りません。
それに合わせたツルシコ食感の麺や、旬の野菜を使ったトッピングもピブグルマンに相応しい一杯です。
次女の「蛤と牡蠣Soba 醤油」を少し貰いました。
名前の通り、牡蠣と蛤の出汁の効いた、鮮魚系に近い味のスープです。
銀座の「むぎとオリーブ」の「特製鶏・煮干・蛤のトリプルSOBA」に近い味です。
麺は中細ストレート麺ですが、加水率低めで「鶏白湯Soba」の麺とは違うものです。
牡蠣と蛤のスープに良く合う麺です。
レアチャーシュー。
花びらの様に飾り付けられていて、とても薄くしっとりとした食感で美味しいチャーシューです。
「銀座 篝 六本木ヒルズ店」の「鶏白湯Sobaトリュフ仕立て」と「蛤と牡蠣Soba 汐/醤油」でしたが、「鶏白湯Soba」の方はシチューの様な旨味が有りながらクドさが無い、魚介の風味の効いた非常に美味しいスープに黒トリュフペーストと白トリュフオイルが香る贅沢な味でした。
旬の野菜を使ったトッピングも、味覚的にも視覚的にも楽しめて、とても嬉しい一杯でした。
「蛤と牡蠣Soba 醤油」は銀座の「むぎとオリーブ」の「特製鶏・煮干・蛤のトリプルSOBA」を彷彿とさせる味で、牡蠣と蛤の旨味を味わえて、ゆずが合う「和の風合い」を持つスープです。
いずれもとても高いレベルでまとめ上げられており、とても美味しい一杯でした。







