どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は友人が最近ハマっていて、TwitterやFBのフォロワーさんの間でも話題の「ラーメン日陰」さんに行って来ました。
店主さんはミシュランガイドでビブグルマンを受賞した下北沢の「麺と未来」で修行された方で、2021年1月12日オープンの新店ですが、既に行列必至のお店です。
ちなみに店名の「日陰」は店主さんが「陰キャなので」だそうですが、実直そうな人柄ですが「陰キャ」には見えません。
平日の開店時間前に着いて、ざっと15番目位でした。
ちなみに最寄り駅は「新川崎」もしくは「鹿島田」とありますが、実際に「鹿島田」から歩くと、1.2kmと言う距離は恐らく直線距離だと思われ、線路を越える為にかなりの高低差を上り下りする必要が有るので、「武蔵小杉」駅からバスに乗って「江川町」バス停で降りた方が良いです。
店主さんのワンオペなので、それほど回転が良いとは言えず、お店の前まで来るのに1時間弱掛かりました。
暖簾も手作り感満載です。
店内はラーメン以外の撮影は不可との事。
見た目からは想像出来ませんでしたが、入口のドアは自動ドアです。
店主さんからのメッセージが貼って有ります。
ワンオペで1時間に20杯と言うのは妥当な線と言うか、とても頑張っていると思うので、ワンオペで1日100杯は立派だと思います。
それでも営業時間の1時間前に提供終了となってしまうのは、大行列になっている故に致し方無い事では無いかと個人的には思うのですが、店主さんの真摯な姿勢が良く分かります。
こちらは注文制なので、メニューを見て注文します。
ちなみに店内撮影禁止なので、メニューをメモっておきましたが、
・チャーシュウメン¥900
・海老ワンタンメン¥900
・麺大盛り¥50
・濃口(醤油味)¥50
・辛口(ラー油味)¥50
・ごはん¥50
・カンビール¥200
友人によれば、「『生姜丼』の挽肉をスープに入れて味変すると旨い」との事ですが、逆に「生姜丼」にスープを注いでも良いのでは無いかと思います。
待つ事15分程で、「海老ワンタンメン」が着丼。
まずはスープから。
「麺と未来」のスープも魚介の風味の効いた鶏ベースのスープでしたが、基本的な組み立てはほぼ同様の様です。
但し、「麺と未来」よりもクッキリとした仕上がりで、その辺りに「日陰」らしさが現れています。
麺は手打ちの極太麺。
これだけの極太麺ながら、短時間で提供出来るのは「麺と未来」同様に店主さんが並びを確認しながら先行して茹でているから。
太さや見た目は「麺と未来」に良く似ているものの、「麺と未来」が三重県産のもち小麦「もち姫」を100%使用したフワモチ麺なのに対し、「日陰」の麺は柔らかいながらも心持ち食感がしっかり目になっています。
バラチャーシュー。
「麺と未来」に良く似たチャーシューで、実際味的にも良く似ています。
煮豚系ながら周囲を焼いて有るせいか、少し香ばしい風味も有ります。
海老ワンタン。
プリプリの海老が入っていて、ごま油の香ばしい風味が美味しいワンタンです。
塩味スープにとても良く合います。
極太の手打ち麺。
改めて「麺と未来」の麺との違いを認識しました。
やはりフワモチ食感の「麺と未来」の麺と違い、少し弾力の有る麺になっています。
スープのクッキリ感も有って、「日陰」独自の部分も多く感じられます。
塩味スープが良く合う海老ワンタン。
プリプリのエビとフワフワの皮のコントラストが美味しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
「麺と未来」同様に魚介出汁の効いた鶏のスープですが、心持ち鶏油を効かせた感じに仕上がっています。
と言う訳で、完飲&完食です。
「ラーメン日陰」さんの「海老ワンタンメン」でしたが、出身店の「麺と未来」同様に非常にレベルの高い一杯でした。
しかし「麺と未来」との違いも有って、手打ち極太麺はよりコシと弾力が有る感じで、スープも近い方向性ながら鶏油の効いたクッキリとした味になっているなど、しっかり独自性も有ります。
しっかりとした土台の上に独自性も有ると言う、新店らしからぬ完成度の高さが、行列店となるに相応しいお店です。







