どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は2022年12月12日に下鶴間にオープンした「ラーメン 将太」さんに行って来ました。
「ラーメン 将太」さんは「Produced by 飯田商店」と有る通り、湯河原の「飯田商店」の飯田将太店主プロデュースで、「らあめん花月嵐」などを展開する「株式会社グロービートジャパン」が運営しています。
通りからはこの看板が目印です。
駐車場は14台分有りますが、駐車待ち出来ないので土日祝は注意が必要です。
建物の右側の方にも、通りの看板と同じ飯田店主の絵と「MAKE YOU SMILE」のマークが有ります。
元セブンイレブンだったとは思えないリフォームぶりです。
開店祝いの花は錚々たる面々からのもの。
「ドゥエ・イタリアン」の石塚店主や「支那そばや」の佐野しおりさん、そして「飯田商店」の飯田将太店主の花が並んでいます。
店内の券売機横には「中華蕎麦 とみ田」の冨田 治店主からの花も有りました。
こちらは記帳制になっているので、まずはウェイティングシートに記帳します。
ウェイティングシートの記帳台の後ろには「お待ちのお客様へ」と言う張り紙が有り、呼び出し時点で居なかった場合は順番を飛ばす事や、駐車スペースが限られている事などの注意事項が書かれています。
記帳順に呼ばれて店内に入り、食券を購入します。
なんと券売機まで湯河原の「飯田商店」と同じ機種の様です。
タッチパネル式の最新型で、現金・カード・ICカード決済・QRコード決済などを網羅しています。
「ラーメン」¥1,100と「特製 佐賀海苔(5枚)」¥180、「青唐辛子」¥100、「おふとん(ボルディエ)」¥560の計¥1,940を交通系ICカードで支払いました。
店舗の奥の方には「ラーメン 将太」と書いた麺箱が有りました。
白木を基調とした店内と言い、この麺箱と言い湯河原の「飯田商店」のイメージを良く表していると思います。
お盆も「飯田商店」とほぼ同じ感じです。
レンゲや箸もほぼ一緒で、コップと箸置きが若干違う位です。
待つ事10分程で「ラーメン」と「特製 佐賀海苔(5枚)」、「青唐辛子」、「おふとん(ボルディエ)」が相次いで到着。
「ラーメン」のビジュアルはまさに「飯田商店」そのものです。
この写真だけ見たら「飯田商店」本店と見間違えても不思議では有りません。
それ位ビジュアル的には近いです。
まずはスープから。
一口飲んでみてビックリ!
「ららぽーと沼津」のフードコート内に有る「湯河原 飯田商店」よりも更に進化したスープになっています。
正直なハナシ、チェーン店のクオリティでは無いレベルで、「らぁ麺 はやし田」などを展開するINGSグループをも凌駕する程のクオリティです。
これだけの味をチェーン店で出されたら個人店はたまったもんじゃないです。
麺は平打ちに近い中細ストレート麺。
「飯田商店」本店の麺よりやや幅広ですが、茹で加減を柔らかめにして食感的には近い感じに仕上がっています。
恐らくチェーン店でのオペレーションや調達を考えた上での事だと思いますが、食感だけなら本店に近い食感です。
スープと合わせた全体的なまとまり感も有ります。
薄くスライスされたチャーシュー。
ただ薄いだけで無く、レアな焼き加減も見事なチャーシューで、これがチェーン店のレベルかと驚愕する程です。
先日いただいた「らーめん花月嵐創業30年記念ラーメン『シン・ゲンコツらぁめん』」のチャーシューもそうでしたが、もはやチェーン店レベルではない仕上がりです。
メンマと麺をいただきます。
このメンマも「飯田商店」本店のメンマより短めなものの、太さや食感は遜色無いレベルの逸品です。
ここで「青唐辛子」を投入します。
「一条流がんこラーメン」系のお店の「青唐辛痛麺」などでお馴染みのトッピングですが、塩ラーメンと合わせられる事が多いです。
青唐辛子と麺をいただきます。
これは相当辛いです。
普段「蒙古タンメン中本」の「北極やさい」2倍を常食としている自分でも咽せるほど辛いです。
しかし味的にはとても美味しいです。
醤油味スープに青唐辛子もアリだと思いました。
「おふとん(ボルディエ)」。
「ボルディエバター乗せ たまご ご飯」の事だそうで、甘い醤油ダレの掛かったご飯の上に、中がトロトロの半熟の厚焼き玉子が載り、その上にボルディエバターが載っていて、ブラックペッパーが掛かっています。
濃厚なボルディエバターと甘い醤油ダレがトロトロの半熟厚焼き玉子ととても良く合っていて、ブラックペッパーのスパイシーさも味を引き締めています。
「特製 佐賀海苔」。
「飯田商店」本店にもトッピングとして用意されていますが、同じ物では無いにしてもかなりのクオリティの一品です。
先日いただいた「らーめん花月嵐創業30年記念ラーメン『シン・ゲンコツらぁめん』」にも専用トッピングとして用意されており、非常に美味しい海苔でした。
スープに浸して麺を包んでいただきます。
「シン・ゲンコツらぁめん」専用トッピングのものと同様、とても磯感の濃い海苔で、海苔自体の旨味が凄いです。
濃厚なボルディエバターとトロトロの半熟厚焼き玉子と甘い醤油ダレの染みたご飯が旨いです。
TKGの一種だと思いますが、甘い醤油ダレとバターを合わせた甘いオムライスの様な感じのものが、これ程旨いとは思いませんでした。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
青唐辛子の辛さが醤油味スープと良く合っていて、醤油味でも青唐辛子に合うと言う新発見が有りました。
と言う訳で、完食。
「ラーメン 将太」さんの「ラーメン」と「特製 佐賀海苔(5枚)」、「青唐辛子」、「おふとん(ボルディエ)」でしたが、どれもチェーン店のレベルを大きく上回る、驚異的な味でした。
食べる前は、「ららぽーと沼津」のフードコート内に有る「湯河原 飯田商店」と同じスープなのかと思っていましたが、それを上回る味に驚きました。
麺は「飯田商店」本店の麺よりやや幅広ですが、柔らかめな茹で加減で食感的には本店に近い感じに仕上がっています。
「青唐辛子」は醤油味スープでもこんなに合うのかと驚く程のマッチングで、「特製 佐賀海苔」も期待以上の旨さでした。
「おふとん(ボルディエ)」(濃厚なボルディエバターとトロトロの半熟厚焼き玉子と甘い醤油ダレの染みたご飯)も想像以上の旨さで、甘い醤油ダレとボルディエバターと半熟厚焼き玉子がこれ程旨いとは思いませんでした。
今回いただいた全てのメニューが今までのチェーン店のレベルを大きく上回っており、流石は「飯田商店」の飯田将太店主プロデュースと思わせてくれる味です。
一方でチェーン店の価格体系からは大きくかけ離れた価格帯であり、「このクオリティならこの価格は納得だ」と思うか「”庶民の味”であるラーメンが¥1,000以上は許せない」と思うかによって、評価は180度違うものになる様な気がします。