どうも、Mormorです！
今日はふと思い立って「Sagamihara 欅」さんに行って来ました。
先日「Sagamihara 欅 NEXT 佐野膳」に伺い、「クラフトらーめん」を軸としたラーメンコースを堪能しましたが、「Sagamihara 欅」としての一杯も味わいたくなって、訪問しました。
まずは入口左手の券売機で食券を購入します。
この日の限定は「煮干しそば」¥1,000と「煮干しつけ麺」¥1,000でしたが、「煮干しつけ麺」にしました。
待つ事10分程で「煮干しつけ麺」が到着。
ハヤリの「セメント系」っぽい位の、福富町の「丿貫」を彷彿とさせる様な濃厚煮干しスープです。
麺は自家製麺の平打ち太麺。
ツブツブが見えるので全粒粉入りでしょうか？
麺だけで味わってみると、香ばしい風味のツルモチ食感の麺で、とても美味しいです。
今度は麺をもっと沢山食べてみます。
この香ばしい小麦の味が感じられるツルモチ麺と、濃厚煮干しスープの組み合わせがどんな味になるのか楽しみです。
濃厚煮干しスープに浸していただきます。
濃厚煮干し＋鶏白湯スープの組み合わせは、まさに福富町の「丿貫」を彷彿とさせます。
とても濃厚な煮干しスープと鶏白湯スープを組み合わせる事によって、煮干しの旨味と鶏白湯スープのコクと旨味が合わさって、厚みの有る旨味になっています。
豚ロースチャーシュー。
「Sagamihara 欅」さんのチャーシューは、まだスチームコンベクションオーブンを導入する前から低温調理器でレアチャーシューを作っていて、旨さにも定評が有りました。
スチームコンベクションオーブン導入後は更に磨きが掛かって、より美味いレアチャーシューになりました。
材木メンマ。
「Sagamihara 欅 NEXT 佐野膳」で乾燥メンマを戻して使用する事にチャレンジしていましたが、これもそうなのでしょうか？
以前のメンマとはかなり違った味と食感を感じます。
青唐辛子。
個人的にとても大好きな香辛料の一つですが、濃厚煮干しスープに合うとは思いませんでした。
「一条流がんこ総本店」系のお店で提供されている「青唐辛痛麺」の様な塩味スープとの組み合わせや、「ラーメン 将太」さんで提供されている「青唐辛子」では、鶏清湯スープと合わせられている事が多い印象でしたが、濃厚煮干しスープと組み合わせているのは新鮮です。
豚バラ巻きチャーシュー。
こちらは煮豚系で外側を焼き上げたタイプのチャーシュー。
脂の甘みを感じられる豚バラらしいチャーシューです。
青唐辛子と麺をいただきます。
香ばしい全粒粉入りの麺に濃厚煮干しスープの組み合わせと、青唐辛子がどう合うのか、とても楽しみです。
濃厚煮干しスープに浸していただきます。
煮干しの旨味に鶏白湯のコクと旨味のスープに、香ばしい全粒粉入りの麺、そして青唐辛子特有の爽やかな辛味がとても良く合います。
ツルモチ食感で香ばしい風味の全粒粉入り自家製麺。
この麺と濃厚煮干しスープ＋鶏白湯スープが青唐辛子にとても良く合います。
濃厚煮干＋鶏白湯のスープは濃厚さと煮干しの風味は有りながら、苦味やエグ味は一切無く、まろやかなスープ。
香ばしい風味の全粒粉入り自家製麺がこのスープに良く合っています。
近くに有る自社の製麺所で毎日打っている麺。
スープの種類や汁有り／無し、つけ麺用など、用途に応じて様々な麺を打っています。
姉妹店の方も同じ製麺所ですが、スープの違いに合わせて麺を作り分けています。
こう言う事が出来るのも自社製麺ならではです。
青唐辛子と濃厚煮干しスープの相性もとても良いです。
濃厚煮干しスープを心持ちサッパリとさせてくれて、ツルモチの麺とより合う味になります。
青唐辛子には味変的な役割も有ります。
初めは濃厚煮干しスープと麺だけで、途中で青唐辛子を添えれば爽やかな辛味で味変出来ます。
濃厚煮干しスープ＋青唐辛子の組み合わせは、個人的には凄く良いと思います。
青唐辛子特有の辛味と爽やかな風味が濃厚煮干しスープにドンピシャにハマります。
この濃厚煮干しスープも見事な出来栄えで、煮干しの旨味を引き出しながら雑味が少なく、鶏白湯スープとの合わせも絶妙で本当に美味しいスープです。
欅さんは普段は濃厚煮干しスープでは無いので、限定麺用のスープとしてキッチリ仕上げて来る辺りは佐野店主の凄さを感じます。
と言う訳で、麺と具を完食。
スープ割りをお願いしました。
割りスープは別容器で提供されます。
見てビックリ、割りスープは清湯系のスープかと思いきや、同じ濃厚煮干しスープでした。
試しに割りスープを飲んでみます。
見た目は変わりませんが、確かにタレが入っていないので、煮干しと鶏白湯そのものです。
とは言え旨味が有るので、そのままでも飲めます。
折角なので、スープを割っていただきます。
やはりタレが入ったスープを割ると、全然違う味になります。
煮干し感が増してクドくなるかと思いきや、逆にサッパリした上旨味が増して美味しいです。
と言う訳で、完飲＆完食です。
割りスープまで余さず飲んでしまいました（汗）。
「Sagamihara 欅」さんの限定「煮干しつけ麺」でしたが、とても美味しい一杯でした。
普段煮干しを使っているとは言え、濃厚系のスープでは無い「Sagamihara 欅」さんがここまでクオリティの高い濃厚煮干しスープを作って来るとは正直驚きました。
濃厚煮干しスープと言えばの福富町「丿貫」さんや、蒲田の「NIBOSHI MANIA」さんにヒケを取らない程のクオリティです。
「丿貫」さんや、「NIBOSHI MANIA」さんでは細麺が合わせられていましたが、「煮干しつけ麺」は平打ち太麺で、全粒粉入りで香ばしい風味の麺が合わせられています。
ザクザク食感の細麺に濃厚煮干しスープの「丿貫」さんや、「NIBOSHI MANIA」さんも旨いですが、濃厚煮干しスープに平打ち全粒粉入りの太麺の「Sagamihara 欅」さんも旨いです。
具材のバラ巻チャーシューと材木メンマがまた秀逸で、濃厚煮干しスープと言えばのレアチャーシューでは無く、敢えて豚バラチャーシューを合わせている辺りが凄いです。
そして薬味の青唐辛子が濃厚煮干しスープとの相性抜群で、具材のバラ巻チャーシューと材木メンマとも良く合います。
