どうも、Mormor(もるもる)です!
2024/5/22オープンの今年話題の新店の一つ「手打ち 陰日向」さんに行って来ました。
オープン翌週に伺いましたが、手前の交差点の角に並んでいる人が居たので、確認して最後尾に付きました。
お店の前に8人、以降は交差点を曲がった所に並ぶ様になっていました。(今はまた並び方が変わった様なのでX[旧Twitter]確認の事)
「手打ち麺」とだけ書かれた看板。
手打ち麺へのこだわりを感じます。
敢えて「ラーメン」と書かない辺りは自信なのでしょうか?
お店前まで行くと、厨房前の所に小さなメモで並び方が書いてあります。
初めにコレを見てから並びに戻るのが本来の並び方の様です。
ちなみに店前の8人が順に入店して行くのは交差点の先頭の人から見えないので、私が店前の最後尾になった時は進んだら呼びに行きました。
「手打ち 陰日向」と書かれた看板。
出身店の「ラーメン日陰」さんに対して「陰日向」と言うのはなかなか良いネーミングだと思います。
「日陰直伝」の紙は「ラーメン日陰」の市川さんが書いて貼ってくれたそうです。
カウンター4席と2人掛けテーブルx1の6席です。
ワンオペ且つ開店間も無い事も有り、回転はゆっくり目です。
10時50分頃着いて交差点の角から7人目、11時20分頃に店舗前に移動し、11時50頃入店なので、並んでから約1時間でした。
(今はもう少し列が長いと思います。)
メニューはカウンターの上の札に書かれていますが、
注文した商品以外撮影禁止なので、以下の通り。
| ラーメン | ¥950 |
| ワンタン麺 | ¥1,150 |
| チャーシュウ麺 | ¥1,250 |
| ワンタンチャーシュウ麺 | ¥1,450 |
| 麺大盛 | ¥150 |
| 生姜丼 | ¥150 |
| めし | ¥100 |
こちらは注文制なのでメニューを見て注文します。
出身店の「ラーメン日陰」さんと違って、醤油味のラーメンですが、「ワンタンチャーシュウメン」が有るのが一番の違いです。
と言う訳で「ワンタンチャーシュウメン」と「生姜丼」にしました。
待つ事10分少々で「ワンタンチャーシュウメン」と「生姜丼」が到着。
小ぶりなチャーシューと小ぶりなワンタンが載っています。
「生姜丼」は生姜醤油風味のそぼろっぽいほぐし肉が載っています。
「ワンタンチャーシュウメン」。
出身店の「ラーメン日陰」さんには無い、「手打ち 陰日向」さんオリジナルなメニューです。
まずはスープから。
ガツンと来る濃い醤油と生姜の風味の骨太な感じのスープ。
味の濃さも有りますがそもそもスープそのものもかなりどっしりとした印象です。
そして大注目の麺。
同じ極太手打ち麺とは言え、「ラーメン日陰」さんの麺とは全く異なるビジュアルの超幅広麺です。
どちらかと言えば「すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館」の「すごいつけもめん」に近いビジュアルです。
「ラーメン日陰」の市川さんの麺は、店長時代の下北沢の「純手打ち 麺と未来」さんの時はフワフワモチモチの麺ですが、「ラーメン日陰」になってからは少し弾力が増した気がします。
「手打ち 陰日向」の岸本さんの麺は「ラーメン日陰」よりも更に弾力が有って薄くて幅広な麺で、「日陰直伝」ですがオリジナリティ溢れる麺です。
豚バラチャーシュー。
醤油味で豚バラチャーシューが沢山載っていると「北大塚ラーメン」さんの「チャーシュー麺」を思い出します。
しっかり味が浸みていて、脂の甘みが美味しいチャーシューです。
小ぶりなワンタン。
モチモチの皮と生姜香る餡が美味いワンタン。
これも濃いめの醤油味スープに良く合います。
こちらは麺です。
一瞬ワンタンと見分けが付かなくなります(笑)。
超幅広麺なので見た目は本当に「すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館」の「すごいつけもめん」に似ています。
手打ちだけあって、薄くて幅広でも弾力と歯応えが有ります。
普通の中細麺だと20本位まとめた様なものなので、ガツンと来る様な濃いめのスープが丁度良い感じです。
この麺に負けないスープに仕上がっています。
「生姜丼」。
「ラーメン日陰」にも有りますが、これがスープにとても良く合います。
こちらにスープを注いでお茶漬け風にすると美味いです。
こちらはワンタン。
麺より短いのでワンタンだと分かります。
麺よりも皮が薄く、生姜の香る餡がスープととても良く合います。
豚バラチャーシューもスープにドンピシャに合います。
麺といただいてもとても美味しくて、やっぱり「ワンタンチャーシュウメン」にして良かったと思います。
この豚バラチャーシューやワンタンを麺といただくのは至福です。
麺と具を食べ終えてスープを味わいます。
かなり濃い目でガツンと来る味ですが、仄かに甘味が有って生姜の風味が美味しいスープです。
スープ自体とてもどっしり感が有るので豚が多めなのでしょうか?
魚介の風味も感じられます。
と言う訳で、完飲&完食です。
「手打ち陰日向」さんの「ワンタンチャーシュウメン」と「生姜丼」でしたが、とてもインパクトの有る美味しい一杯でした。
麺もスープも「ラーメン日陰」さんとは違いますが、そのDNAはしっかりと感じ取れます。
超幅広で見た目は全く異なる麺も、手打ち麺独特の食感や小麦の風味は通じるものが有ります。
スープも濃いめの味でガツンと来るタイプながら、旨みの濃さや動物系の出汁などの点は通じるものが有ります。
小さめの豚バラチャーシューはほぼ同じで、小ぶりのワンタンも近い感じがします。
銘店のDNAを感じさせながらしっかり独自性も打ち出している驚異の新店で、今後がとても楽しみです。







