どうも、Mormor(もるもる)です!
2年前の記事を書き忘れていたシリーズ第5弾は、神田岩本町の「無銘」さんでした。
この時期、積極的にラーメン店を回っていて、初訪問のお店が殆どでしたが、こちらも初訪問でした。
「無銘」さんは神田と秋葉原の間位に有って、ちょっと足を伸ばさないと行けないので、なかなか行かれなかったお店です。
神田にはラーメンの有名店が沢山有って、回り切れなかった事も有ります。
この辺りには沢山の銘店がひしめいている激戦区でも有ります。
まずは入口右手の券売機で食券を購入します。
(価格は2022年6月時点)
初訪問なので左上の法則で「熟成練り醤油らーめん」+「味玉」にしました。
トリュフオイル掛けの「塩らーめん」や「四種の魚介つけ麺」もとても気になります。
店内はカウンターのみの6席。
卓上調味料は胡椒、一味、胡麻、刻みニンニクです。
箸は卓上に有りますが、レンゲはラーメンと一緒に来ます。
待つ事10分程で、「熟成練り醤油らーめん」+「味玉」が到着。
真ん中に載っているのが「熟成練り醤油」。
これを少しずつ溶いて行く事で、段々味が変わって行きます。
スープは塩味の鶏白湯スープ。
若干トロミが有るものの、コッテリ系では無く比較的スッキリしています。
「熟成練り醤油らーめん」なのに塩味の鶏白湯スープと言うのが面白いです。
角断面の中太平打ち麺。
品川の「関屋城南食品」製の麺らしいです。
硬めに茹で上がった麺はモチっとして歯応えが有り、トロミの有るスープに良く合います。
豚バラチャーシュー。
柔らかくて脂の甘みが旨いチャーシューです。
たっぷり載ったキャベツといただくと美味しいです。
たっぷり載ったキャベツ。
「熟成練り醤油」を付けながらいただくと美味しいです。
「熟成練り醤油」の煮干しの風味が堪りません。
ピリ辛の白髪ネギ。
ベースが塩味の鶏白湯スープだけに、ピリ辛の白髪ネギが良く合います。
コレが「熟成練り醤油」を溶いて行くとどうなるかが楽しみです。
大きな海苔。
家系ラーメンの様な大きな海苔です。
これを塩味の鶏白湯スープでいただくか、「熟成練り醤油」を溶いて醤油味にしてからいただくか、悩みどころです。
「熟成練り醤油」を溶いて行きます。
少しずつスープが醤油と煮干しの味に変わって行きます。
初めは仄かに醤油と煮干しが香る程度です。
ピリ辛の白髪ネギと麺をいただきます。
「熟成練り醤油」を溶いて醤油と煮干しの風味が濃くなって来ても、ベースが鶏白湯スープだからか、比較的マイルドです。
ピリ辛の白髪ネギが良く合います。
海苔をスープに浸して麺を包んでいただきます。
やはり「熟成練り醤油」を溶いて醤油と煮干しの風味が加わってからの方が、海苔と合う気がします。
海苔の風味と煮干しの風味が美味しいです。
たっぷり載ったキャベツと麺をいただきます。
「熟成練り醤油」を溶いて味が濃くなると、キャベツと麺を食べても美味しいです。
ちなみに豚バラチャーシューと食べるのも美味しいです。
ピリ辛の白髪ネギとキャベツを麺と一緒にいただきます。
「熟成練り醤油」の味が加わっても、鶏白湯ベースだからかピリ辛の白髪ネギがとても良く合います。
ここまで「熟成練り醤油」が混ざって来ると、鶏白湯ベースの醤油味スープになります。
ここで卓上の刻みニンニクを使って味変します。
ニンニクは豚骨スープに合うイメージですが、鶏白湯ベースのスープでも美味しいです。
醤油味の鶏白湯ベースのスープでも合うと思います。
刻みニンニクをスープに投入します。
醤油味の鶏白湯ベースのスープにニンニクと言うと、「天下一品」の「ニンニク辛味」を思い出します。
アレが合うのだから、このスープにも合わない訳が無いです。
ニンニクで味変後の麺とキャベツをいただきます。
思った通り、ニンニクの旨みで醤油味の鶏白湯スープが更に美味しくなりました。
このスープにニンニクはとても良く合います。
更に卓上の一味で辛味を加えます。
豚骨ベースのスープにニンニクと豆板醤が合う様に、このスープにも合うと思います。
「天下一品」の「ニンニク辛味」を想像すると分かり易いです。
一味で辛味を加えたキャベツと麺をいただきます。
思った通り、醤油味の鶏白湯スープにニンニクと一味唐辛子は「天下一品」の「ニンニク辛味」の様な感じで美味しいです。
多分胡椒より一味の方が合っている気がします。
「熟成練り醤油」で醤油と煮干しの味が前面に出て来たスープは最後まで飽きずにいただけます。
普通なら味が単調にならない様に味変する必要がありますが、このスープなら「熟成練り醤油」を溶いて行くだけでも味が変わります。
加えて卓上のニンニクや一味を使えば更に味のバリエーションも広がります。
半熟味玉。
しっかり味の付いた美味しい味玉です。
醤油味の鶏白湯スープと良く合います。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
「熟成練り醤油」が全て溶け込んだスープは、最初から醤油味の鶏白湯スープだったかの様に異和感無く仕上がっています。
もともと有るトロミも煮干しの風味が有るので濃厚系のスープの様になります。
と言う訳で、完食。
連食でかなりお腹が一杯だったので、スープまでは完飲出来ませんでしたがとても美味しいスープでした。
神田岩本町「無銘」さんの「熟成練り醤油らーめん」+「味玉」でしたが、味の変化が楽しめる美味しい一杯でした。
店主さんは元々イタリアンのシェフだったそうで、ポタージュの様な鶏白湯スープはその手法を用いたのかも知れません。
「熟成練り醤油」は煮干しなどを加えて有るので、キャベツに付けながらいただいて、少しずつスープに溶いて行くと、食べ進むにつれて味が変化して行きます。
合わせられた角段面のやや平打ちの中太麺のモチっとした食感もスープに合っていて、塩味から醤油味へと変化しても美味しくいただけます。
豚バラチャーシューとたっぷりのキャベツにピリ辛ネギも、塩味から醤油味へと変化して行くスープと見事に調和しています。







