どうも、Mormorです!
今日は前々から食べてみたかった、山形の「琴平荘(こんぴらそう)」の中華そば(あっさり)を通販で取り寄せたので、早速作ってみました。
「琴平荘(こんぴらそう)」は、山形県鶴岡市にある冬季限定営業のラーメン店。
本来は旅館なのですが、冬場の閑散期にラーメン店を始めたところ大変評判となり、今では1日数百人が並ぶほど、山形県屈指の名店になりました。
特徴はとび魚の出汁が効いた淡麗なスープと、プリっとした縮れ麺。あっさりとしているのに食べ飽きしない味わいです。
まずは具材とスープを湯煎します。
具材は3分程、スープの方は10分程湯煎する必要が有ります。
具材を取り出して、スープは更に湯煎します。
そもそも5分位経たないと、スープの凍っている部分が無くならないので、沸騰してから3〜5分位は湯煎した方が良さそうです。
麺の茹で時間は2分30秒〜3分30秒。
麺がなかなか解れないので、少しずつ解しながら茹でて行きます。
スープを丼に移し、茹で上がった麺を湯切りして、具材を載せ、トッピングを追加すれば出来上がりです。
スープの量が結構多く、ウチの丼だと結構ギリギリでした。
まずはスープから。
焼きアゴ(トビウオ)の優しい出汁や鯖煮干しの出汁、煮干し、鰹節などの魚介が効いていて、それを鶏ベースと思われる清湯系スープが支えている感じです。
特筆すべきは醤油です。
優しい味の醤油なのですが、後味に酸味が感じられ、それがスープの味に良い意味での膨らみを感じさせています。
中太縮れ麺。
自家製麺の麺は、白河ラーメンの「一番いちばん」さんより細めで、「3SO」さんに近い感じの麺で、モチモチ食感と小麦の旨さを感じさせてくれる麺です。
セットに含まれている具材のチャーシュー。
煮豚系のチャーシューですが、柔らかいのもさることながら、味付けがスープとドンピシャに合っていて、実に旨いです。
これもセットに含まれている具材のメンマ。
一見すると、戻しが足りていない様な感じのメンマですが、絶妙な歯応えと、これまた絶妙な味付けで、このスープにはこれしか無いと言う位の完璧なマッチぶりです。
海苔。
オススメトッピングと言う事で、追加しました。
スープに浸して、麺を包んで頂きます。
モチモチの麺と魚介と海苔に浸みた鶏の旨味、そして海苔の磯感が合わさり、何とも言えない旨さです。
自作の半熟味玉。
2日程和風出汁に浸けてあったので、丁度良い味加減です。
このスープにもピッタリ合います。
麺と具を食べ終えて、改めてスープを味わいます。
魚介出汁の旨味と、鶏の出汁の旨味もさる事ながら、やはりこの酸味のある醤油の旨さが、他の醤油味スープとは一線を画しています。
と言う訳で、完食。
このスープを最後の一滴まで味わいたい衝動に駆られますが、そこは我慢我慢・・・
「琴平荘」の中華そば(あっさり)ですが、予想を遥かに上回る旨さでした。
まずスープの旨さが、今まで食べた醤油味のラーメンの中でも最高レベルです。魚介出汁は優しい味ながら旨味をしっかり引き出しており、鶏の出汁がそれをしっかり支えています。
そして醤油の旨さは特筆モノです。
醤油の塩分、旨味、そして後味に感じる仄かな酸味、それは決して余計なものでは無く、無くてはならないものです。
加えて自家製麺の麺の旨さ、そして具材の見事さも有り、恐ろしく高いレベルで纏まっています。
個人的には今まで食べた醤油味ラーメンの中で、ダントツの旨さと言っても過言では有りません。
季節限定且つ山形という立地なので、おいそれとは行かれませんが、これは一生の内に一度は訪問すべきだと思いました。
宅麺.comで取り寄せる事が出来て、本当に良かったです。
こちらも是非参考下さい!→「お家で食べよう!:お取り寄せラーメン一覧」