どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は6月下旬を以って閉店と発表された、町田の「40番」に行って来ました。
「40番」の看板メニューで有る「濃厚豚骨魚介つけ麺」と「背脂煮干しラーメン」の看板が出ています。
Twitterで発表された閉店のお知らせ。
「40番」は2019年4月25日オープンで、開店当初は 和(鶏・魚介で細麺)と洋(野菜・鶏で細麺)、そして旧(鶏・魚介・野菜で中太麺)の3種でした。
その後、2020年1月20日にリニューアルした際に濃厚豚骨魚介スープの店に変わり、つけ麺をメインに、ラーメンと油そばもラインナップされました。
その後「背脂煮干しラーメン」も登場して、「濃厚豚骨魚介つけ麺」と「背脂煮干しラーメン」の2枚看板でやって来ていたのですが、ここに来て長期化するCovid-19禍に勝てず、閉店する事になりました。
まずは入口左手の券売機で食券を購入します。
「背脂煮干しラーメン」の並盛り¥850と「味付玉子」¥100の食券を購入しました。
カウンターにはスープのコダワリと、「つけ麺」・「らーめん」・「油そば」には相性抜群のトッピングとして「にんにく」と「辛味」が紹介されています。
ちなみに「にんにく」は「つけ麺」・「らーめん」・「油そば」の場合、オーダー時に入れるかどうか聞かれます。
「背脂煮干しラーメン」の場合は「にんにく」は付きません。
待つ事7〜8分程で、「背脂煮干しラーメン」が着丼。
見た感じは太い麺と言い、背脂と言い、正に燕三条系の背脂煮干しラーメンそのものです。
スープそのものは千駄ヶ谷の「ホープ軒」にも通じる所が有ります。
まずはスープから。
背脂たっぷりの濃厚豚骨魚介スープですが、煮干しがガッツリ効いています。
クドいと言えばクドいスープですが、煮干しのお陰でかなりクドさが和らぎます。
味と濃厚さのバランスが絶妙で、このまま閉店するには実に惜しいスープです。
麺は平打ちの太麺。
恐らく三河屋製麺製と思われますが、茹で加減はかなり硬めで、芯が残るかどうかのギリギリの線を突いた茹で加減です。
濃厚豚骨魚介スープとの相性も良く、麺のワシワシ感が二郎や千駄ヶ谷の「ホープ軒」にも通じる所が有ります。
3枚載っているチャーシュー。
小ぶりながらしっかりと焼き上げられているチャーシュー。
スチームコンベクションオーブンを使って焼き上げられています。
ちなみに「40番」が閉店したら、スチームコンベクションオーブンはどうなるのか気になりました。
株式会社パインナンバーの3店舗(パパパパパイン・40番・81番)のチャーシューは、恐らく「40番」のスチームコンベクションオーブンで焼き上げられているものと思われますので、これが無くなったらどうなるんだろうと心配になりました。
メンマ。
柔らかくてしっかり味の染みたメンマ。
濃厚豚骨魚介系のスープと平打ち太麺の組み合わせにも良く合います。
海苔。
大きさは普通ですが、系列の「パパパパパイン」とは違うタイプの海苔を使用しています。
スープに浸して麺を包んで頂きます。
燕三条系のラーメンでは、バラ海苔が掛かっている事が多いですが、濃厚豚骨魚介系のスープに海苔の風味がとても良く合います。
刻み玉ねぎ。
これも燕三条系のラーメンに良く合うトッピングです。
濃厚系のスープが少しサッパリします。
半熟味玉。
黄身がトロトロの半熟味玉、黄身のまろやかさが濃厚豚骨魚介系スープに良く合います。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
濃厚豚骨と魚介の風味に背脂がたっぷり入っていて、豚骨と魚介の旨さが上手くマッチしています。
と言う訳で、完食。
「40番」の「背脂煮干しラーメン」でしたが、味と濃厚さのバランスがとても良い一杯でした。
豚骨と煮干し、そして背脂の加減が絶妙で、クド過ぎずコクと旨味を出していて、とても美味しい一杯でした。
硬めに茹でられた、平打ちの極太麺との相性も良く、チャーシューやメンマなどの具材も抜かりなく仕上がっていました。
バランスがとても良くて、「40番」の集大成に相応しい一杯でした。
この味が後少ししか食べられないのはとても残念です。
Covid-19禍が終息した暁には、再び復活してくれる事を心より祈念しております。







