どうも、Mormor(もるもる)です!
今日はTwitter情報で、期間限定の「凝縮煮干つけ麺」が提供されるとの事で、「煮干中華 余韻」さんに行って来ました。
前回は「特凝縮煮干」を頂きました。
Twitterの告知。
昼・夜15食ずつとの事。
この後、一度つけ麺用にタレを調整し直したとの事で、それがどう変わったのか楽しみです。
まずは入口左手の券売機で、食券を購入します。
並盛り¥1,000と大盛り¥1,500が有りましたが、今回は並盛りにしました。
カウンターの上に、使用食材が貼られる様になりました。
鶏は前回「特凝縮煮干」を食べた時に気付きましたが、豚骨も合わせていたのですね。
醤油も薄口と生醤油を合わせて使用している様です。
チャーシューは神奈川県産の「やまゆりポーク」、「はまポーク」、「湘南ポーク」を日によって使い分けている様です。
待つ事10分程で、「凝縮煮干つけ麺」が到着。
前回の「特凝縮煮干」と違って、レアチャーシューが載っています。
そう言えば店主さんが以前やっていた「貝ガラ屋」さんもレアチャーシューでした。
麺は恐らく前回の「特凝縮煮干」と同じ、福島県の「羽田製麺」製の細麺ストレート。
水で締めてあるので、前回の「特凝縮煮干」よりもコシと歯応えが有る様に感じます。
しかし、キッチリ茹で上げられている事には変わり有りません。
スープに浸してみます。
一見セメント系の様に見えるスープは、4種の煮干しと阿波尾鶏や豚骨のスープを合わせたスープで、見た目と違って煮干し感強めながら、鶏と豚骨のスープでコクと旨味を補強して有る美味しいスープです。
煮干スープと言えば、「丿貫」の様なセメント系か、「肉煮干中華そば鈴木ラーメン店」の「淡麗煮干」や「猫トラ亭」などの「超煮干らぁめん」の様な清湯醤油スープが多いですが、こちらのスープは凝縮された煮干出汁を鶏白湯と豚骨のスープと合わせたスープで、他には無い唯一無二のスープになっています。
大きなレアチャーシュー。
しっとり感もさる事ながら、しっかり味が染みていて美味しいチャーシューです。
脂が適度に付いているのも旨さの秘訣かも知れません。
メンマ。
小さめですがたっぷり載っています。
適度な味と歯応えの、美味しいメンマです。
ここまで食べ進めて、初めて煮干し水出しが入っている事に気付きました。
初め昆布水かと思いましたが、舐めてみると昆布出汁では無く煮干水でした。
Twitterや券売機に書いて有りましたが、すっかり見落としていました…
麺の丼に入っている煮干し水出し。
とても薄い色で、飲んでみると仄かに煮干しの風味がします。
麺と具を完食。
店主さんに「スープ割りは有りますか?」と尋ねたら、「麺の煮干し水出しでスープを割って下さい」との事。
後で見たらTwitterや券売機にその旨が書いて有りましたが、すっかり見落としていました…
麺の煮干し水出しで割ったスープ。
こうして味わってみると、「つけ麺用にタレを調整した」と言うのが良く分かる味です。
前回の「特凝縮煮干」のスープをそのまま濃くしたら、恐らくちょっとカドが立った味になると思いますが、このスープはタレを調整してあるので、味は濃くても塩っぱさは無く、美味しく頂けます。
と言う訳で、完飲&完食です。
「煮干中華 余韻」さんの「凝縮煮干つけ麺」でしたが、前回の「特凝縮煮干」同様、これだけ濃い煮干出汁なのに「あご出汁」の様な優しい旨味が有り、鶏白湯スープと豚骨でコクを出して、スッキリしていながら後味はクリーミーと言う唯一無二のスープでした。
つけ麺用に味を調整して有るので、単に味が濃いだけで無く、少しまろやかさを加えた味になっています。
細麺の麺も、しっかり茹で切った上で水で締めてあるので、コシや歯応えが有りながら旨味の有る美味しい麺で、煮干し水出しに浸かっているのでしっとり感が有ります。
具材のレアチャーシューもとても美味しくて、メンマと共に抜かりの無い仕上がりです。
「煮干し」をウリにしたお店は沢山有りますが、このスープの味は唯一無二のもので、素晴らしい仕上がりの一杯だと思います。