佐野ism継承「らぁ麺すぎ本」の「醤油ワンタンらぁ麺」

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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は近くに用事が有ったので「らぁ麺 すぎ本」さんに行って来ました。

らぁ麺 すぎ本」さんは「支那そばや」の佐野実氏の最後の弟子と言われている方で、ミシュランガイドのビブグルマンやTRY(Tokyo Ramen of the Year)を毎年の様に受賞し、食べログ百名店にも選出されているお店です。

 

 

 

 

入口横には佐野実氏のポスターが貼られていました。

後ろに並んでいた若いサラリーマン2人連れ、

A:「このオッサン誰だっけ?」
B:「ほら、佐野ラーメンだよ、結構有名じゃん」

「佐野ラーメン」は栃木のご当地ラーメン、「佐野実氏」は「支那そばや」店主にして伝説のラーメン職人…

佐野実氏も既に伝説の人なので、若い人は知らないんですね…😭

 

 

 

 

ミシュランガイドの盾が並んでいます。

毎年の様に選出されているのは凄いです。

 

 

 

 

営業時間は11:30〜15:00、18:00〜21:00、定休日は月・火です。

メニューと並び方説明も貼ってあります。

ちなみに13番目以降は歩道の反対側に並ぶのですが、後から来た中年女性がいきなり店側の最後尾に付いたので「並んでますよ」と声を掛けましたが無視…

11:30の開店と同時に先頭から入店して行きましたが、そのまま入って行こうとするので、並んでいた人がすかさず間に入って、私もその後に続きました。

ツレが来て、「並んでるから」と言うまで入る気満々でした…

 

 

 

 

まずは入口右手の券売機で食感を購入します。

初訪問なので左上の法則で「醤油らぁ麺」¥900…と思いましたが、「醤油ワンタンらぁ麺」¥1,100が有ったので、そちらにしました。

 

 

 

 

TRY(Tokyo Ramen of the Year)のポスター。

毎年の様に受賞しているので、沢山並んでいます。
その内飾る場所が無くなりそうです。

 

 

 

 

カウンターの一番手前に案内されました。

ギリギリファーストロットに滑り込みだった様です。
卓上調味料は黒胡椒のみ。

支那そばや」さんと同じですね。

 

 

 

 

待つ事15分程で、「醤油ワンタンらぁ麺」が着丼。

沢山の具材で麺が見えません。

 

 

 

 

器は「支那そばや」さん同様に有田焼と思われます。

形状も「支那そばや」さんで使っているものと近い形状です。

「器も味を左右するものの一つ」と言う考え方は、今でこそ多くのラーメン店主さんが持っていますが、そのルーツは恐らく佐野実氏では無いかと思います。

 

 

 

 

まずはスープから。

濃いめの色のスープは、「支那そばや」さんのテイストを感じる味で、丸鶏などの鶏ベースのスープに魚介や香味野菜などの風味を加えた多層的な旨味のスープです。

突出した味では無く、全てが綺麗に調和した味になっているのも「支那そばや」さん同様です。

しかし、醤油の効かせ方など、「らぁ麺 すぎ本」さんらしさもしっかりと有ります。

 

 

 

 

麺は「佐野実謹製 支那そばや御用達粉使用」の自家製中細麺。

太さや形状なども「支那そばや」さんとほぼ同様で、使用している粉も「支那そばや」さんの粉なので、食感や風味も良く似ています。

ちなみに、麺の茹で方も「支那そばや」さんとほぼ同様で、テボで茹でて平ザルにあげて湯切りしています。

しかし麺は加水率や生地の複合回数、かんすいの量や種類など、様々な要素が有り、同じ材料と同じ形状でも、食感や味は異なります。

らぁ麺 すぎ本」さんの麺は「支那そばや」さんに近いものの、やはり微妙に異なっています。

 

 

 

 

チャーシュー。

恐らく肩ロースと思われる部位のチャーシュー。
周囲はしっかり焼き上げられていて、中はジューシーです。
味付けも適度で美味しいチャーシューです。

 

 

 

 

鶏胸肉チャーシュー。

しっとり感の有る食感で、こちらも適度な味付けの美味しいチャーシューです。

 

 

 

 

ワンタン。

大きめな皮で、フワフワ食感のワンタンです。
餡は恐らく鶏挽肉ではないかと思われます。

 

 

 

 

メンマ。

恐らく「支那そばや」さん同様に「完全発酵メンマ」を使用しているものと思われます。

 

 

 

 

九条ネギ。

とても丁寧な刻み方で、丁寧な仕事ぶりが伺えます。

 

 

 

 

海苔。

厚手のしっかりとした海苔です。

 

 

 

 

スープに浸して麺を包んで頂きます。

醤油味スープと海苔の風味がとても良く合います。

 

 

 

 

九条ネギを絡めて麺を頂きます。

辛味が少なく旨味の有る九条ネギと醤油味スープが良く合っていて、とても美味しいです。

 

 

 

 

メンマを絡めて麺を頂きます。

メンマのサクサク食感と麺の食感の違いを楽しめます。

 

 

 

 

麺はしっかり茹で切られているので、延び難いです。

適度なコシと歯応えで、美味しい麺です。

 

 

 

 

スープも適度に絡んで、美味しく頂けます。

麺とスープの相性が絶妙です。

 

 

 

 

ワンタンは4つ入っています。

こちらも茹で加減が絶妙で、フワフワ食感ながら、柔らか過ぎなくて、とても美味しいです。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

醤油味スープは全体的なまとまりが見事ですが、「支那そばや」さんより心持ち醤油が効いています。

バランスを崩さないギリギリの線で味を変えていて、その丁寧な仕事ぶりが見事です。

 

 

 

 

と言う訳で、完飲&完食です。

らぁ麺 すぎ本」さんの「醤油ワンタンらぁ麺」でしたが、非常にクオリティの高い一杯でした。
1つ1つの仕事がとても丁寧で、それが伝わって来る様な一杯です。

支那そばや」さんのテイストを感じるスープは、鶏と魚介と香味野菜などの旨味をバランス良く合わせ、「らぁ麺 すぎ本」さんらしい醤油を効かせた味に仕上げています。

麺も「支那そばや御用達粉」を使用していて、茹で方も「支那そばや」さんのやり方を踏襲していながら、やはり「らぁ麺 すぎ本」さんらしさが有ります。

チャーシューは明らかに「支那そばや」さんとは違っていて、「らぁ麺 すぎ本」さんらしさが出ています。

ワンタンは「支那そばや」さんでは食べていませんが、「支那そばや」さんプロデュースの新横浜ラーメン博物館「淺草 來々軒」で食べた時は確か豚挽肉の餡だったと記憶しています。

らぁ麺 すぎ本」さんのワンタンは恐らく鶏挽肉で、皮も大きめで「淺草 來々軒」のものとはかなり違っています。

麺もスープも全てに渡って細やかな仕事が為されており、ミシュランガイドを始めTRY(Tokyo Ramen of the Year)や食べログ百名店など、各種の賞を総ナメにしているだけの事は有ります。

 

 

 

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