どうも、Mormor(もるもる)です!
今日はTwitter情報で「味噌中華そば 其の伍」が提供されるとの事で、「肉煮干し中華そば 鈴木ラーメン店」に行って来ました。
「鈴木ラーメン」の「味噌中華そば」シリーズは、
第一弾の「信州山吹味噌中華そば」から始まって、
第二弾の「味噌中華そば その弍」、
第三弾の「味噌中華そば その参」、
第四弾の「味噌中華そば その四」、
そして今回の「味噌中華そば 其の伍」になります。
Twitterの告知。
“濃厚赤味噌(キムチ入り)酸味の効いた旨辛なスープです”との事。
“チーズとバターが美味い”と言うのも気になります。
まずは入口左手の券売機で食券…の値段を確認します。
「味噌中華そば 其の伍」は¥980です。
PayPayで支払いました。
ちなみにこの日は、開店時間の11:00より少し前に並んで2番目、後客が5人位で、その後お客さんが沢山来て、あっという間に満席になりました。
待つ事10分程で、「味噌中華そば 其の伍」が着丼。
味噌スープにキムチ、そしてバターと粉チーズと言う、国籍不明の一杯です。
まずはスープから。
味噌味スープにキムチの酸味が良く合います。
考えてみたら味噌もキムチも発酵食品なので、相性が良い訳です。
麺は自家製麺の中細ストレート麺。
中細ストレート麺と言っても、レギュラーの「しおらぁ麺」や「淡麗煮干」の全粒粉練り込みの麺とは違うタイプの麺で、加水率高めのツルモチ食感の麺です。
肩ロースチャーシュー。
柔らかく煮られた美味しいチャーシューです。
沢山入ったメンマ。
柔らかくて適度な味付けのメンマです。
粉チーズの掛かったキムチ。
キムチにチーズが合うのか?と思いましたが、思いの外良く合います。
考えたらキムチもチーズも発酵食品なので、合うワケですね。
笹切りネギ。
味噌味スープにネギは良く合います。
大きな海苔。
家系ラーメン並みの大きな海苔です。
スープに浸して、麺を包んで頂きます。
味噌味スープにキムチの酸味が加わり、そこにバターのコクも足され、粉チーズがダメ押ししている感じです。
海苔の風味がスープと麺に合っていて、とても美味しいです。
毎朝打っている自家製麺の中細麺。
敢えて加水率高めのツルシコ食感にしているのだと思いますが、味噌味スープにはこの麺が良く合います。
キムチを絡めて麺を頂きます。
キムチの酸味と味噌の酸味が上手く調和して、美味しいです。
ネギを絡めて麺を頂きます。
味噌とキムチの酸味とバター&粉チーズのコクで、とても美味しいです。
メンマと一緒に麺を頂きます。
メンマと麺の食感の違いと、メンマとスープの味の違いが楽しめます。
しかし、味噌ラーメンとキムチが合うなんて、どうやって発見したのでしょう?
しかも、バターや粉チーズも合うなんて、どれだけ試行錯誤したのか考えただけでも凄いです。
味噌とキムチの酸味とバターと粉チーズのコクが絶妙に合います。
それを受け止めるツルシコ麺の旨さも絶品です。
キムチも漬かり過ぎていないのが良いのかもしれません。
漬かり過ぎて発酵が進んだキムチは酸味が非常に強くなるので、こんなに上手くバランスしないのでは無いかと思います。
しかし、同じ発酵食品とは言え、味噌とキムチと粉チーズが合うとは、どれだけ試してみたのか考えると頭が下がります。
もちろん、どんな味噌とどんなキムチが合うのか、粉チーズはどれ位が良いのか、色々試した結果だと思います。
麺と具を食べ終えてスープを掬ってみると、細かく刻んだチャーシューが入っていました。
この刻んだチャーシューはスープに入っていたものと思われ、スープの味に貢献していると思われます。
改めてスープを味わってみます。
味噌の酸味とキムチの酸味が上手に合わさり、極めて自然に調和しています。
キムチの複雑な味と味噌の旨味、そしてバターのコク、チーズのコクが上手くバランスされています。
と言う訳で、完食。
引き続き、「和え玉ハーフ」をお願いしました。
3分も経たずに「和え玉ハーフ」が到着。
個人的には自家製麺の旨さを最も味わえる一品だと思います。
まずは良く混ぜます。
底に入っているタレと魚粉や刻みチャーシュー、刻み玉ねぎなどを麺と良く混ぜます。
まずはそのまま頂きます。
シンプルながら、麺の小麦の旨さが感じられ、とても美味しいです。
続いてスープに浸して頂きます。
スープに浸すと、タレが洗われるのか、それ程味が濃いと言う事も無く、むしろスープの旨味が味わえます。
つけ麺風に食べても美味しいです。
再び「和え玉」を「混ぜ麺」風に頂きます。
スープに浸した「つけ麺」風も旨いですが、「混ぜ麺」風もまた旨いです。
「混ぜ麺」風は麺の味がとても良く分かります。
毎朝打っている自家製麺が最も味わえる食べ方だと思います。
続いて、再びスープに浸して「つけ麺」風にして頂きます。
「つけ麺」風もまた捨て難い旨さです。
麺自体の旨さを満喫したいなら「混ぜ麺」風ですが、スープも合わせたトータルの旨さなら「つけ麺」風に軍配が上がります。
最後にもう一度スープを味わいます。
元のスープも煮干しの風味が有りましたが、「和え玉」の魚粉やタレがスープに加わったお陰か、より魚介感が増して味にパンチが出ています。
と言う訳で、完食。
「肉煮干し中華そば 鈴木ラーメン店」の「味噌中華そば 其の伍」と「和え玉ハーフ」でしたが、「味噌中華そば 其の伍」は味噌とキムチ、バター、粉チーズと言う組み合わせを見事に調和させた美味しい一杯でした。
バターが溶けて行くに連れて、バターのコクがスープに加わり、同様に粉チーズも食べて行くに連れて混ざって行くので、スープの味が刻々と変わって行くのを楽しめます。
また、「和え玉ハーフ」は麺の旨さを味わえるメニューですが、これを「つけ麺」風にして食べる事によってスープに魚粉やタレが混ざり、更なる味の変化を楽しめます。
期間限定の新メニュー「味噌中華そば 其の伍」は是非とも味わって頂きたい逸品です。
そして「和え玉ハーフ」も個人的にオススメな組み合わせです。







