どうも、Mormor(もるもる)です!
今日はTwitter情報で限定の「宥乃の赤」が提供されるとの事で、小田急相模原の「麺処 宥乃」さんに行って来ました。
今年は”飛躍の年”と位置づけて、大胆なチャレンジを行うとの事でしたので、楽しみです。
Twitterの告知。
淡麗系を得意としてきた「麺処 宥乃」さんとしてはチャレンジングな内容です。
この日は、限定メニューと「比内地鶏らーめん」の黒・白のみの提供です。
かなり気合が入っています。
店内の限定の「宥乃の赤」のメニュー書き。
2/5(土)〜2/7(月)の期間限定で、金子畜産の天城黒豚背脂と「炙りチーズ飯」付きです。
辛さ増しは出来ませんが、辛さ控えめは可能です。
先客にFBのラーメングループの主催者がいらっしゃったので、ご挨拶しながら「宥乃の赤」¥900をオーダーしました。
待つ事10分程で、「宥乃の赤」が着丼。
見た感じは勝浦タンタンメンの様な、醤油ベースのスープ+自家製ラー油と言う感じです。
緑色の小皿に載っているのが金子畜産の天城黒豚背脂、「炙りチーズ飯」も付いています。
まずはスープから。
これは思いの外辛さが有ります。
辛さそのものは蒙古タンメン中本の「蒙古タンメン」(辛さ度5)位の感じですが、ストレートに辛さが来るので、迂闊に啜ると咽せる程です。
かなり尖った味のスープに仕上がっています。
麺は中細ストレート麺。
中根製麺製の麺は適度な茹で加減で、コシと食感が心地良い啜り心地の旨い麺です。
バラチャーシュー。
尖った味のスープに、脂の甘みが旨いバラチャーシューが良く合います。
かなりの辛さながら、魚介の風味と鶏の旨味が出ているスープで、滑らかな口当たりの麺が美味しいです。
かなり攻めた味のスープですが、ベースのスープはしっかり旨さのツボを押さえています。
自家製ラー油もただ辛い訳では有りません。
香ばしさと辛さが上手くバランスしたラー油です。
ここで金子畜産の天城黒豚背脂を投入します。
以前「麺でる相模原店」さんで、この背脂を使ったラーメンを食べましたが、その背脂の旨味と甘みに驚いた記憶が有ります。
天城黒豚背脂を投入した所。
果たして、これでどう味が変わるのか?
とても楽しみです。
少量の天城黒豚背脂ですが、驚いた事にこれで味が激変します。
具体的には辛さが控えめになるのと、背脂のコクで尖った味のスープがマイルドになります。
これが入る事で完成したと言う印象で、元々の荒削りな尖った味から、マイルドでコクと深みの有るスープに変わります。
天城黒豚背脂の効果は絶大です。
未完成だったものが一気にまとまって、完成に向かって行く様な感覚が有ります。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
最初と違い、天城黒豚背脂でコクとマイルドさを加え、高い完成度になっています。
満を持して、「炙りチーズご飯」をスープを加えます。
ピリ辛のスープに「炙りチーズご飯」はとても良く合います。
「炙りチーズご飯」をスープに投入した所。
辛いラーメンとチーズは鉄板の組み合わせです。
「炙りチーズご飯」をスープに入れたリゾット風を味わってみます。
やはりピリ辛のスープと炙りチーズは鉄板の組み合わせです。
チーズが辛味をマイルドにしてコクを加え、炙った香ばしさが更なる旨さを加えています。
香ばしく炙られたチーズとピリ辛スープを吸ったご飯が堪らなく美味しいです。
これは本当に絶品です。
と言う訳で、完飲&完食です。
「麺処 宥乃」さんの限定「宥乃の赤」でしたが、3つの味を楽しめる、欲張りな一杯でした。
最初はそのまま食べる事で、尖った味の荒削りな味が楽しめます。
次いで、天城黒豚背脂を加えると、辛さがマイルドになってコクが加わり、一気に完成度が高いスープになります。
そして最後に、「炙りチーズご飯」を加える事で、炙りチーズの香ばしさとチーズのコクが加わり、濃厚且つ深い旨味が味わえます。
この組み立てはなかなか見事です。
今年は”飛躍の年”と位置づけて、大胆なチャレンジを行うとの事でしたが、その第一弾はかなり良い線行っているのでは無いかと思います。







