どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は、中央林間駅のダイニングバーEXAを間借りして2022年7月11日にオープンした「手打ち麺 秀登」に行ってきました。
店主の小森秀人さんは「劇場版 ハヤテのごとく!!」などの監督経験もあるアニメーターだそうで、タダでさえ重労働なアニメーターに加えて、重労働なラーメン店主の二足の草鞋はスゴイです。
こちらがTwitterのアカウント。
月〜水の11:30〜15:00で、1日40食と言う事で非常に狭き門ですが、頑張って行って来ました。
オープン時のメニュー。
しばらくの間は「塩らぁ麺」とトッピング、ご飯もの、ドリンクの営業だそうで、キャッシュレス推奨ですがQR決済は無く、交通系の電子マネーとキャッシュカード決済が可能です。
この日のメニューは「塩らぁ麺」¥900では無く「魚介塩らぁ麺」¥800のみ。
日替わりご飯は「鶏ごはん(ネギ塩ダレ)」¥250との事。
ドリンクは「缶ビール」¥350です。
11:45着で外並び6名、7番目に接続しました。
20分程で店内に入りました。
店内はかなり広いですが、手前のテーブル4つは使用しておらず、テーブル1つは待合用に使用されています。
メニュー。
今日は「魚介塩らぁ麺」¥800のみで、麺変更(極太麺→平打ち麺)が可能との事。
待合用のテーブルには、店内待ちの順番が書かれています。
その他、紙エプロンや割り箸はスタッフへと言う注意書きやゴミの捨て方、SNSへのアップ時の注意事項などが書かれています。
店内で待つ事20分程でカウンター席へ。
カウンターは4席有りますが、一番手前の1席は使用していません。
テーブル席も(4人掛)1つだけ使用していました。
カウンターにはグラスに入ったお茶が載っています。
箸箱にはラーメン箸とレンゲのシンプルなもの。
卓上調味料が無いのは湯河原の「飯田商店」や新川崎の「日陰」などのラーメン店に影響を受けたとの事だからでしょうか?
箸箱の横にはメニューが有ります。
トッピングやご飯ものの追加オーダー用でしょうか?
着席して待つ事10分程で「魚介塩らぁ麺」が着丼。
「魚介塩らぁ麺」と言う名称はやはり「飯田商店」からでしょうか?
その「飯田商店」は「支那そばや」さんの影響なので、そう言う意味では佐野ファミリーなのかもしれません。
まずはスープから。
「日陰」のスープと比べると、かなり色の濃いスープ。
後味がビターなのは煮干しだと思いますが、節系も入っている様です。
ベースは鶏と豚でしょうか、塩は「石垣の塩」メインとの事。
「日陰」やその修行先の「麺と未来」のスープと比べ、クッキリとした味で、構成がシンプルに感じます。
極太の手打ち麺。
もち姫を使用した麺との事で、麺打ちが重労働のため1日40食が限界との事。
「日陰」の麺よりもやや硬めで、その修行先の「麺と未来」のトロけそうな麺とは大分違います。
好みだと思いますが、「麺と未来」のトロけそうな麺はあのスープにとても良く合っていますし、それより少し硬めの「日陰」の麺に合わせたスープも「麺と未来」の優しい味のスープより少しクッキリした味です。
「秀登」さんの麺はモチモチ食感ながらコシと歯応えが有り、スープもよりシンプルかつクッキリとした印象です。
ロースチャーシュー。
すごく柔らかくて、箸で持ち上げるのが難しい程です。
「麺と未来」や「日陰」のバラチャーシューでは無く、敢えてロースチャーシューを合わせている辺りにコダワリを感じます。
鶏モモ肉の細切れ。
このスープには鶏の方が合っているかもしれません。
穂先メンマ。
淡麗系のスープに良く合う穂先メンマ。
このスープにも良く合っています。
刻みネギを絡めていただきます。
刻みネギがモチモチの極太麺と魚介出汁の効いたスープに良く合います。
手打ちらしい縮れや太さの違いが面白い食感です。
「もち姫」特有の風味も美味しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
やはり「麺と未来」や「日陰」よりもシンプルでクッキリとした味です。
影響を受けたと言う「飯田商店」の「鶏と水」系とも少し違う感じで、店主さんの好みの味を作り上げた感じでしょうか。
と言う訳で、完飲&完食です。
「手打ち麺 秀登」さんの「魚介塩らぁ麺」でしたが、「もち姫」、「手打ち」、「塩ラーメン」と言うキーワードの通り、「日陰」やその修行先の「麺と未来」系の一杯でした。
しかし、同じ「もち姫」の麺ながら、「日陰」や「麺と未来」より硬めに茹で上げられており、スープも「日陰」や「麺と未来」の重層的且つ優しい味のスープでは無く、よりストレートに旨味を感じるスープに仕上がっています。
タイプは同じでも、麺の硬さやスープの味、具材などが店主さんの好みで仕上げられているので、一味違った一杯に仕上がっています。
個人的には3者3様で、どれも違った美味しさを持っていると思います。
「日陰」や「麺と未来」よりも家から近いので、これから足を運ぶ頻度が増えそうです。