どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は蒲田勤務だったので、以前麺友さんに「『からし変更』が旨いよ!」と聞いていた「らーめん飛粋(HIIKI)」さんに再訪してきました。
「からし変更」と聞くと和からしを想像してしまいますが、「らーめん飛粋(HIIKI)」さんの「からし変更」は自家製ラー油になります。
入口右手の券売機で食券を購入します。
「らーめん もも」¥900+「からし変更」¥150の食券を購入しました。
待つ事10分少々で、「らーめん(モモ肉チャーシュー)」+「からし変更」が到着。
もはや元が家系ラーメンだったとは想像出来ない程のビジュアルの変化です。
このビジュアルを見て、コレが家系ラーメンだとは分からないだろうと思う程の変貌ぶりです。
ニラが入っているのも家系ラーメンに見えない理由の一つでしょう。
まずはスープから。
一見すると真っ赤になったスープにビビリそうですが、見た目のインパクト程辛い訳では有りません。
もちろん辛い事は辛いですが、ピリリとした唐辛子系の辛さの奥に、クリーミーでコク深いスープが旨いです。
麺は家系ラーメン御用達の「酒井製麺」製の中太ストレート麺。
茹で加減が実に絶妙で、クリーミーでコク深いスープととても良く合っていて美味しいです。
豚モモ肉チャーシュー。
香ばしくスモークされた豚モモ肉チャーシュー。
ピリリと辛いクリーミーでコク深いスープと相まって、とても美味しいです。
家系ラーメン定番の「ほうれん草」では無く、敢えての「小松菜」。
「小松菜」は含まれる成分から生成されるイソチオシアネートによってわさびの様な辛味が出ますが、その風味が自家製ラー油に良く合います。
「小松菜」と麺をいただきます。
小松菜の辛味とスープの辛味が程良く調和して、とても美味しいです。
家系ラーメンの特徴でも有る大きな海苔。
「からし変更」すると見た目は家系ラーメンに見えませんが、この海苔が有るので家系ラーメン由来だと分かります。
スープに浸した海苔で麺を包んでいただきます。
香ばしい海苔の風味とピリリと辛いクリーミーでコク深いスープが相まって、とても美味しいです。
家系ラーメンの「豚骨」+「鶏ガラ」のスープは海苔との相性がとても良いです。
スープに浸した海苔とモチっとした麺がとても美味しいです。
「らーめん飛粋(HIIKI)」さんのスープは「ハウス系」と呼ばれる、ニューウエーブ系。
同じ豚骨+鶏ガラベースのスープですが、クリーミーで雑味の少ないスープが特徴です。
おろしニンニク。
豚骨スープのラーメンには鉄板の味変アイテムです。
おろし生姜。
これも豚骨スープのラーメンには鉄板の味変アイテムです。
家系総本山「吉村家」さんや王道家系の「クックら」さんなどは刻み生姜ですが、町田の「町田家」さんや鶴間の「七七家」さんはおろし生姜です。
おろしニンニクとおろし生姜を追加します。
どちらも家系ラーメンとの相性が抜群の味変アイテムです。
味変後の麺をいただきます。
元々クリーミーで雑味の少ない味ですが、ニンニクのコクと旨味、生姜の爽やかな風味が加わってとても美味しいです。
自家製ラー油の辛さとニンニクの味がとても良く合います。
「からし変更」したスープはビジュアル的には全く違うラーメンに見えます。
実際に食べても、一口目はラー油のインパクトで家系ラーメンとは思えませんが、慣れてくるとその奥にあるクリーミーなスープの味が感じられます。
酒井製麺製の麺の茹で加減が本当に絶妙で、味も食感もベストと言える状態ではないかと思います。
麺は茹で方によっても味や食感が変わってしまうので、その辺りはセンスなのだと思いますが、本当に凄いセンスです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
香ばしくピリリと辛い自家製ラー油の奥に、クリーミーで雑味の少ないスープが感じられて、これは至福の旨さです。
なるほど麺友さんがイチオシな理由が分かります。
と言う訳で、完飲&完食です。
「らーめん飛粋(HIIKI)」さんの「らーめん」+「からし変更」でしたが、本当に至福の旨さでした。
辛いもの好きとしては、辛いラーメンの中で3本の指に入る旨さだと思います。
しかも他の辛いラーメンとは一線を画す仕上がりで、辛いラーメンとしても家系ラーメンとしても一級品です。
一見すると俄には家系ラーメンとは信じ難いビジュアルですが、食べてみると自家製ラー油の奥にしっかりとスープが感じられます。
そしてスープ・麺・具材のどれをとっても全くスキが無く、ここまで完璧に近いラーメンも珍しいのではないかと思います。
麺友さんがイチオシする理由が分かる一杯でした。