どうも、Mormorです!
今日は近くに用事が有ったので、久しぶりに下北沢の「純手打ち 麺と未来」さんに行って来ました。
こちらの出身の「ラーメン日陰」さんや、インスパイアと言うかトリビュートした「手打ち麺 秀登」さん(今は「らぁ麺 秀登」)など、手打ち麺をウリにするお店も増えましたが、こちらは手打ち麺のパイオニア的なお店です。
まずは店内右手の券売機で食券を購入します。
こちらはまず行列に並んでから、順番に店内に入って食券を購入する形式です。
久しぶりなので、「海老塩雲呑麺【手打ち】」¥1,300にしました。
券売機の上には食べログ百名店のプレートやミシュランガイドのプレートが置かれています。
その手前には英語のメニューも有ります。
やはりミシュランを獲ると外国の方が増えるのですね。
英語メニュー。
トッピングなども細かく書かれています。
着席して待つ事7〜8分で「海老塩雲呑麺」が到着。
大きなチャーシューと雲呑で麺が見えません。
まずはスープから。
仄かにトリュフオイルが香るスープ。
優しい味で、鶏などの動物系と昆布やホタテなどの魚介の旨みのスープです。
こちらの特徴のフワモチ食感の極太手打ち麺。
初めて見たら驚く程太くて、フワフワでモチモチの唯一無二の食感と「もち姫」特有の風味が旨い麺です。
フワモチ食感の為に、生地を寝かさずにすぐ製麺するそうで、それが他との違いかも知れません。
「ラーメン日陰」さんも、「手打ち麺 秀登」さんも、もう少し弾力と歯応えが有る麺なので、小麦の配合自体も異なっていると思われます。
ホロホロのバラチャーシュー。
淡麗なスープにバラチャーシューが厚みを加えています。
「海老雲呑」。
餡がたっぷり詰まった海老雲呑です。
中には海老がギッシリ詰まっています。
皮もフワっとして美味しいです。
メンマ。
大きめのメンマがたっぷり入っています。
ザクザク食感で適度な味付けの美味しいメンマです。
三つ葉も載っています。
グリーンが彩りを添えて、爽やかな風味が塩味スープと良く合います。
たっぷりの白髪ネギは水でさらしたのか辛味も少なくて、塩味スープにピッタリです。
極太手打ち麺とメンマをいただきます。
この麺の味と食感は唯一無二なもので、こちらの出身である「ラーメン日陰」さんの麺ももっと歯応えと弾力が有り、小麦の配合も寝かせ方も違っている様に感じます。
このフワモチ食感の麺と合わせる様にホワッとした味のスープが旨いです。
大きな海老雲呑。
プリップリの海老がギッシリ詰まった美味しい雲呑です。
麺に三つ葉を添えていただきます。
三つ葉の爽やかな風味が昆布やホタテの旨味のスープにとても良く合っています。
それにしても、このフワモチ食感の麺はいつ食べても他には無い独特の味と食感です。
強いて言うなら、お雑煮のお餅を食べている様な感じで、「もち姫」の味を感じられる麺です。
メンマと麺は食感がまるで違い、味も違いますが、一緒に食べると何故か一体感が有ります。
同じ方向性で作られたものだからか、一杯の丼の中で確かに同じ方向の味になっています。
麺にばかり目が行き勝ちですが、このスープの旨さ有ってのものでも有ります。
優しい味ながらしっかりと厚みと奥行きの有る味で、素材の旨みを生かしつつキッチリ作り込まれています。
このスープにこの麺の組み合わせが唯一無二の味と食感を作り出しています。
昨今、麺は「コシ」が有る(弾力と歯応えが強め)のものが人気で、つけ麺用の麺に至っては殆どがその方向で作られている気がします。
この麺は有る意味その対極に居て、福岡のうどんの様な柔らかさの中にしなやかさの有る麺です。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
大量の昆布とホタテなどの魚介の旨みの有る優しい塩味スープ。
何処にも尖った所が無くまろやかで美味しいスープです。
と言う訳で、完飲&完食です。
「純手打ち 麺と未来」さんの「海老塩雲呑麺【手打ち】」でしたが、唯一無二のフワモチ食感の麺と、まろやかで味に厚みと奥行きの有るスープが絶品の一杯でした。
大量の昆布とホタテなどの魚介の旨みの有る優しい塩味スープは、仄かにトリュフオイルが香る、まろやかで深みの有る味に仕上がっています。
唯一無二のフワモチ食感の麺は、独特の食感と「もち姫」の風味で、もはや「中華麺では無い何か」になっています。
この麺無くして「純手打ち 麺と未来」さんは語れない位重要なファクターです。
「海老塩雲呑麺」だけに、プリップリの海老がギッシリ入った海老雲呑も絶品で、味もボリュームも文句無いです。
大きめのメンマやたっぷりの白髪ネギ、三つ葉に至るまで、まろやかで深みの有る味のスープにとても良く合います。
久しぶりにいただきましたが、やはり他では味わえない唯一無二の一杯だと思います。







