どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は八丁堀の「麺や 七彩」さんに行って来ました。
前回伺ったのはなんと5年も前の事。
お取り寄せでは毎年買っていたのですが、実店舗に伺うのは久しぶりです。
入口横にズラリと並んだPOPの数々。
「ランチタイム限定」、「本日の気まぐれご飯」、「冬季限定のおすすめらーめん」、「本日の限定」…
どれを選んだら良いのか、もはや判断出来ません…(回)。
券売機を見たらビックリ。
兎に角券売機の周りは賑やかで、英語の説明から限定メニュー、オススメ…などなどPOPの花が咲いています(汗)。
店員さんに促されて券売機で食券を購入します。
凄く久しぶりなので迷いましたが、折角なのでこの時期にしか食べられない「三関せり」を使った「本日の限定」の「塩芹そば」¥1,300と「本日の気まぐれご飯」の「芹味噌ちゃーしゅー飯」¥400にしました。
券売機横で待ちながら壁のボードを見ます。
やはり一流のお店は皆同じ所に辿り着くのか、生産者さんへの感謝の言葉が綴られています。
先日伺った護国寺の「MENSHO」さんには「FARM TO BOWL」と言う文言で綴られていましたが、多くの有名店に同様の考えが有り、素材を重視するお店であれば必ず同様の姿勢が見られます。
生産者が居なければ良い素材も手に入らなくなるので当たり前と言えば当たり前ですが、きちんと感謝の言葉を述べるのはなかなか出来ない事だと思います。
カウンター下の「こだわり厳選食材」。
あらゆる食材へのこだわりを感じます。
待つ事10分程で「芹味噌ちゃーしゅー飯」が、それから5分程で「塩芹そば」が到着。
いつもながら注文を受けて製麺して、この時間で出て来るのは凄いです。
もちろん、ある程度見越して打ってはいるのでしょうが、見事な製麺技術だと思います。
まずはスープから。
まろやかな塩味スープ。
鶏と魚介出汁でしょうか、スッキリとした味のスープです。
自家製麺の手打ち麺。
手打ちらしいピロピロ感ともっちりした歯応えが美味しいです。
この麺は塩でも醤油でも合います。
鶏肉が入っています。
「三関せり」と鶏肉で、なんだか鍋料理を食べている様な気分です。
「三関せり」。
秋田県湯沢市名産の「三関せり」は、寒いので根が長いのが特徴で、その根まで食べられる事で有名です。
シャキシャキ食感と独特の風味が早春を感じさせてくれます。
「三関せり」と麺をいただきます。
優しい味の塩味スープで麺と「三関せり」をいただくと、なんだかきりたんぽ鍋を食べている様な気分になります。
久しぶりに「麺や 七彩」さんの手打ち麺を頂きましたが、以前よりも歯応えと粘りが増した気がします。
もちろん手打ち麺なのでその時々で水分量などが異なると思いますが、5年前とは粉の配合も違っているのかも知れません。
この時期しか食べられない「三関せり」。
芹特有の風味と食感、そして1番の違いは根の部分の味と食感です。
芹の風味と麺の小麦粉の風味、スープの鶏と魚介の風味のそれぞれが柔らかで、ほっこりする味です。
鶏肉と「三関せり」も良く合います。
麺の小麦の風味も相まって、本当に鍋っぽい感じがします。
もしくは「うどん」的と言った方が良いでしょうか?
いずれにしても「ラーメン」よりは和風に振った感じです。
「芹味噌ちゃーしゅー飯」。
「三関せり」を使った芹味噌が掛かったチャーシューご飯。
田楽味噌よりは甘くないですが、甘みの有る芹味噌が思いの外チャーシューに合います。
旬の野菜を使った季節の料理はやはり旨いです。
これだけふんだんに「三関せり」を味わえるのは嬉しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
優しい味のスープは鶏と魚介の旨みに、仄かに「三関せり」が香ってとても美味しいです。
ちなみにこのスープを「芹味噌ちゃーしゅー飯」に掛けてお茶漬け風にいただくのも美味しいです。
と言う訳で完飲&完食です。
「麺や 七彩」さんの「本日の限定」の「塩芹そば」と「本日の気まぐれご飯」の「芹味噌ちゃーしゅー飯」でしたが、どちらも秋田県湯沢市名産の「三関せり」をふんだんに使用した、季節感たっぷりの一品でした。
「塩芹そば」は「麺や 七彩」さん自慢の手打ち麺と素材の旨みを丁寧に引き出したスープにまろやかな塩ダレで、「三関せり」や鶏肉ととても良く合う一杯です。
「三関せり」のシャキシャキ食感と独特の風味が鶏肉や麺と合わさって、鍋料理を食べている様な感覚になります。
「芹味噌ちゃーしゅー飯」も「三関せり」を使った味噌ダレがチャーシューに上手くマッチしていてそのまま食べても美味しいです。
「塩芹そば」のスープを「芹味噌ちゃーしゅー飯」に掛けてお茶漬け風にしていただくと、まさに芹三昧が味わえて至福の旨さです。







