「阿佐ヶ谷ホープ軒」の「チャーシューメン」

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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は所用で阿佐ヶ谷まで行ったついでに「阿佐ヶ谷ホープ軒」さんに行って来ました。

こちらは1938年創業の吉祥寺「ホープ軒本舗」創業者の難波二三夫氏の次女である高橋真奈美さんが店主を務めるお店です。

ちなみに千駄ヶ谷「ホープ軒」は「ホープ軒本舗が貸し屋台業を行っていた際、屋台を借りていたお店の一つだそうです。

長女の村山ホープ軒は、豚骨の風味が強いスープに太麺、次女の阿佐ヶ谷ホープ軒はかなりライトなスープに細麺が特徴との事。

千駄ヶ谷「ホープ軒」からは「らーめん香月」や「らーめん弁慶」、「土佐っ子ラーメン」を輩出しており、「ホープ軒本舗」は「東京背脂豚骨醤油の始祖」とされています。

 

 

 

 

お店の前の看板には「当店は1938年創業の元祖ホープ軒本舗の分家で創設者 難波二三夫の末娘が営業させて頂いております」と有ります。

「ここ阿佐ヶ谷の土地では約45年日々精進して頑張っております」との事で、45年も続くレジエンド店です。

大行列が出来る程では無いものの、常に客足が途絶えない地元の人気店です。

 

 

 

 

年季の入った看板。

こう言う雰囲気、とてもいい感じです。

老舗だと言う事はそれだけ長い間多くの人に愛されている証だと思います。

 

 

 

 

間口は狭めで、黄色い暖簾が「ホープ軒本舗」らしいです。

年輪を重ねた佇まいが商店街の雰囲気に溶け込んでいます。

こう言うお店が近所に有ったら通ってしまいそうです。

 

 

 

 

店主さんも含めて全員女性スタッフでした。

厨房の換気扇のフードに黄色いメニュー札が下がっているのもノスタルジックで良い感じです。

こちらは注文制なので、ちょっと考えて「チャーシューメン」にしました。

 

 

 

 

卓上にはステンレスの箱に入った箸、楊枝、胡椒、お酢、おろしニンニク、そしてオリジナル調味料の「唐華」が有ります。

レンゲはラーメンに載って来ます。

コップの水はスタッフさんがカウンターに置いてくれます。

 

 

 

 

待つ事7〜8分で「チャーシューメン」が到着。

いわゆる「玉丼」で、麺やスープがたっぷり入る形状のもの。

たっぷり載ったモヤシの周囲に4枚のチャーシューが載っています。

 

 

 

 

まずはスープから。

千駄ヶ谷「ホープ軒」や「らーめん弁慶」のスープよりもライトな感じの豚骨醤油スープ。

背脂も浮いてはいるものの、とてもライトで「中華そば」的な感じのスープです。

 

 

 

 

麺は細麺。

ライトなスープに合わせた感じの麺で、黄色いストレート麺です。

スープの感じも含めて「中華そば」っぽい感じです。

 

 

 

 

煮豚系のチャーシュー。

脂の少ないロース系の部位と思われます。

脂身が少ないのでライトなスープにピッタリな感じです。

 

 

 

 

たっぷり載ったモヤシ。

モヤシとラーメンは相性が良く、味噌ラーメンには必須ですし、モヤシラーメンが看板メニューのお店も有ります。

こちらのスープだとまるでタンメンを食べているかの様です。

 

 

 

 

小さく切った海苔。

東池袋大勝軒」や「中華そば べんてん」など、老舗の有名店で多い小さな海苔です。

家系ラーメンの大きな海苔も良いですが、小さい海苔はそのまま麺と食べるのに丁度良い大きさです。

 

 

 

 

スープに浸して麺と一緒にいただきます。

包む程大きく無いので添えると言う表現がピッタリ来ます。

スープがコッテリ系では無いので、小さな海苔でも香ばしさが有って美味しいです。

 

 

 

 

たっぷりのモヤシと麺をいただきます。

東京背脂豚骨醤油の始祖」と銘打っているだけ有って、背脂豚骨醤油のスープにたっぷりのモヤシは千駄ヶ谷「ホープ軒」や「らーめん香月」や「らーめん弁慶」、「土佐っ子ラーメン」などでも同様です。

ただ各店舗でスープの脂の量が全然違っていて、千駄ヶ谷「ホープ軒」や「らーめん弁慶」は「背脂チャッチャ系」の元祖的な背脂の量です。

 

 

 

 

オリジナル調味料の「唐華」。

ホープ軒本舗」のHPによれば、

”1970年頃、タイの留学生が、唐辛子とグラニュー糖をラーメンに入れて食べているのを見て試してみたのが唐華発想の始まり。”だそうです。

“グラニュー糖を抜くと辛さはあれどコクが無く、様々な材料を試す中で、牡蠣油を入れたところ、コクもあり辛味もまろやかに。”との事で、唐辛子とオイスターソースが原料の様です。

 

 

 

 

「唐華」を一匙投入してみます。

背脂豚骨醤油のスープには豆板醤などの辛味調味料がとても良く合います。

背脂のお陰で辛さがマイルドになり、食欲増進効果が有ります。

 

 

 

 

そして背脂豚骨醤油のスープには欠かせないニンニク。

家系ラーメンやラーメンショップなど、豚骨醤油系、そして博多ラーメンなどの九州とんこつ系ラーメンにも欠かせません。

豚骨スープにニンニクの旨みが加わると、旨さ倍増です。

 

 

 

 

「唐華」とニンニクで味変してみます。

背脂豚骨醤油のスープだけに、この組み合わせは間違い無いです。

ニンニクの風味と唐辛子系の辛味は背脂豚骨醤油スープとの相性抜群です。

 

 

 

 

「唐華」とニンニクで味変後の麺をいただきます。

ニンニクでコクと旨みを増したスープに「唐華」の辛味と旨みでとても美味しいです。

背脂のお陰で「唐華」の辛味はマイルドになりますが、オイスターソースの旨みでもマイルドになっているのかも知れません。

 

 

 

 

海苔と麺をいただきます。

やっぱり背脂豚骨醤油のスープにニンニクと唐辛子系の辛味は鉄板の旨さです。

逆に言えばニンニクと唐辛子系の辛味を加える事で背脂豚骨醤油のスープが完成すると言っても過言では有りません。

 

 

 

 

煮豚系のチャーシューの旨さも特筆モノ。

味の染み方や煮加減が絶妙で、ホロホロと肉感の丁度良い辺りの食感です。

モヤシとマイルドなスープと合わせると相性が抜群に良いです。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えてスープを味わいます。

「唐華」でスープの色が赤くなっていますが、オイスターソースの旨みや背脂も有って、辛さはそれ程でも有りません。

ニンニクの風味がコクと旨みを増していて、とても美味しいです。

 

 

阿佐ヶ谷ホープ軒」さんの「チャーシューメン」でしたが、ライトな背脂豚骨醤油スープと細麺が抜群に合う、美味しい一杯でした。

現在の「ちゃん系」に通じる背脂豚骨醤油スープと細麺の組み合わせがとても素晴らしいです。

また煮豚系のチャーシューも絶品で、いつもチャーシュー増ししない方なのですが、ホープ軒系だけは「チャーシューメン」を選びたくなります。

中でも「阿佐ヶ谷ホープ軒」さんのライトな背脂豚骨醤油スープはチャーシューとの相性が抜群です。

 

 

 

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