どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は、X(旧Twitter)情報で2024年9月限定「冷し味噌らーめん」が提供されるとの事で、小田急相模原の「石山商店」さんに行って来ました。
今まで単発の限定では有ったかもしれませんが、月替りの限定として「冷し味噌らーめん」が登場するのは、自分の記憶では初めてな気がします。
冷たいラーメンと言うと、山形の「つったい(冷たい)ラーメン」が有名ですが、あれは醤油味なので味噌の冷やしはあまり無いかもしれません。
味噌ラーメン専門店で、つけ麺などでスープも冷たいものとして限定麺などで見る事は有りますが、かなり珍しいと思います。
「石山商店」さんの「冷し味噌らーめん」がどの様な味なのか、とても楽しみです。
店舗入口右側の掲示板にも「今月の限定品」として「冷やし味噌らーめん」が有ります。
ここの掲示板に出ているのが「限定1」(月替り限定)です。
X(旧Twitter)で都度告知されるゲリラ限定「限定2」はここには掲示されません。
待つ事10分程で「冷やし味噌らーめん」が到着。
平日限定のサービスライスも付けていただきました。
お米値上がりしているので、サービスライスがいつまで有るか分かりませんが…。
まずはスープから。
「冷やし味噌らーめん」と聞いて、「冷やし中華」の様に酸味が有るのかと思っていました。
しかし、そうでは無くて山形の「つったいラーメン」の様に、味噌ラーメンがそのまま冷たくなった様なスープです。
もちろん、温かい味噌ラーメンのスープをそのまま冷やしたら脂分が固まってしまいとても食べれたものでは有りません。
そうならない様に動物性の油を使用せずに、この味を出している訳です。
アイスコーヒーもそうですが、冷たいと少し濃いめにしないと薄く感じるので、「冷やし味噌らーめん」も味の濃さなどを工夫しているものと思われます。
麺は黄色い中細縮れ麺。
札幌ラーメンなどに使用されている麺に近い感じの麺です。
この麺の味と食感が味噌味スープにとても良く合っています。
豚肩ロースと思われるチャーシュー。
「石山商店」さんは豚だとバラチャーシューが多いので、肩ロースは珍しいかも知れません。
しかしこの「冷やし味噌らーめん」のスープなら豚バラよりコッチの方が合いそうです。
茗荷と大葉。
「石山商店」さんの冷やしメニューには定番の薬味。
8月限定の「冷やしシークワーサーらーめん」にも載っていました。
しかし「冷やし味噌らーめん」は酸味があまり無いのにメチャメチャ合います。
味噌自体に若干の酸味は有るものの、シークワーサーの様な酸味では有りません。
温かい味噌ラーメンなら絶対合わない薬味ですが、冷やしになると絶妙に合うのは何故でしょう???
それにしても見事に「冷やし」になっています。
温かい「味噌ラーメン」とは全く違う味の筈ですが、食べてみるとちゃんと「味噌ラーメン」です。
冷たいのに味噌の味も魚介出汁もしっかり感じられて、麺もしっかり水で締めて有るにも関わらず、です。
チャーシューで麺を包んでいただきます。
冷たいスープなのに、食べてみるとしっかり「味噌ラーメン」なのでチャーシュー巻き麺も旨いです。
これだけ違和感無くいただけるのは本当に凄いと思います。
大きな海苔。
家系ラーメン並に大きな海苔です。
冷やしでも具材はしっかり「ラーメン」です。
海苔をスープに浸して海苔巻き麺にしていただきます。
冷たいスープのせいか、海苔が柔らかくなり難いです。
その分、パリッとした海苔の食感と香ばしさが麺との対比で面白いです。
茗荷と大葉を絡めて麺をいただきます。
冷たい味噌味スープに茗荷と大葉が恐ろしい程合います。
「冷やしシークワーサーらーめん」に合うのは分かっていましたが、アレはあの酸味が有るから合うのだと思っていました。
この「冷やし味噌らーめん」にはあんなに酸味は無く、全く違う味です。
そもそも温かい「味噌ラーメン」に茗荷と大葉が合うかと聞かれたら、多分合わないのでは無いかと思います。
しかしこの「冷やし味噌らーめん」にはとても良く合っています。
刻み玉ねぎと麺をいただきます。
刻み玉ねぎは温かい味噌ラーメンに載っているイメージは有りませんが、味噌味と合わなくは無いです。
実際「冷やし味噌らーめん」にはとても良く合います。
サービスライスにスープを注いで、「冷たいお茶漬け」にしてみました。
チャーシューも一枚載せて、いただいてみます。
思った通り、冷たくてもメチャメチャ美味しいです。
それにしてもこのスープは見事です。
温かい味噌ラーメンとは味の濃さや魚介出汁の風味なども違って来ると思いますが、全く違和感を感じません。
このスープは本当に凄いと思います。
この麺も「冷やし味噌らーめん」にとても良く合っています。
札幌ラーメンの麺と近い感じだけに、ドンピシャに合います。
この麺の旨さも「冷やし味噌らーめん」の味に大きく貢献していると思います。
麺・スープ・具材・薬味の全てがキチンと調和しています。
一杯のラーメンとしてキッチリ仕上げている辺り、やはり武田店主は只者では有りません。
是非夏の定番メニューにして欲しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
純すみ系のガツンと来る味噌味では無く、魚介出汁を感じる比較的マイルドなスープですが、しっかり味噌が効いています。
このスープは本当に絶品です。
これをサービスライスに掛けた「冷たいお茶漬け」がメチャ旨です。
「石山商店」さんのチャーシューはスモークされているので、余計に美味しいです。
この「冷たいお茶漬け」は本当に絶品です。
と言う訳で、完飲&完食です。
「石山商店」さんの9月限定「冷やし味噌らーめん」でしたが、想像を遥かに超える旨さでした。
魚介出汁の効いた味噌味スープが絶品で、植物性の油を使った香味油も含めて非常に完成された味になっています。
合わせられた麺は札幌ラーメンっぽい黄色い中細縮れ麺で、味噌味スープにとても良く合います。
スモークされた豚肩ロースチャーシューもスープに合っていて美味しいです。
薬味の茗荷と大葉が味噌味スープに絶妙に合うのは驚きでした。
刻み玉ねぎも冷たいスープ&麺にドンピシャでとても美味しいです。
サービスライスに冷たいスープを掛けるとメチャ旨で、スモークされた豚肩ロースチャーシューと合わせると必食だと思います。
麺・スープ・具材・薬味の全てが調和していて、素晴らしい一杯に仕上がっています。
「石山商店」さんの夏の定番メニューにして欲しい一杯です。







