滋味深い老舗の名店の味は、今も健在:雷文

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どうも、Mormorです!

 

(この記事は緊急事態宣言が出される前に訪問したものです。)

今日は久しぶりに食べてみたくなったので、「雷文」に行って来ました。

その昔は斜め向かいに有りましたが、反対側のここに移転しました。
移転してからもう30年近く経つんですね。

残念ながら宇都宮節子店主は不在でした。

 

 

 

 

前回訪問時は醤油味の「肉玉ラーメン」を食べたので、今日は塩味の「ワンタン麺」にしました。

一緒に行った奥様は、「ラーメン」+「味玉」にしました。

 

 

 

 

「たき込みご飯セット」も大変魅力的なんですが、カロリーオーバーなので泣く泣く諦めました・・・

ここの「たき込みご飯」は美味いんですよね・・・

 

 

 

 

卓上調味料はホワイトペッパーのみ。

見慣れない胡椒だと思ったら、京都の「甘利香辛食品株式会社」の製品でした。
蓋にアラビア文字のシールが有るので良くみたら、「ハラール認証」取得製品の様です。

 

 

 

 

待つ事10分少々で、奥様の醤油「ラーメン」+「味玉」が着丼。

表面のラードの層が北国のラーメンらしさを出しています。

 

 

 

 

続いて私の「ワンタン麺」塩味が着丼。

小ぶりのワンタンが載っています。

 

 

 

 

まずはスープから。

「鶏ガラ、鰹節、昆布、ゲンコツ、玉葱、長ネギ、生姜、ニンニク、リンゴ”をメインに28種類の素材で取ったスープにモンゴル塩を加えた一杯」との事ですが、北海道ラーメンらしい、表面のラードの下のスープは魚介の旨味が豊富で、ホタテや昆布の旨味を感じます。

優しい味ですが、豚骨や鶏ガラの動物系スープもしっかり効いており、結構どっしり感が有ります。

 

 

 

 

中細縮れ麺は典型的な「中華麺」と言った雰囲気です。

中西食品」製の麺との事ですが、おなじ「中西食品」の麺でも「天国屋」さんが使用している麺と違い、黄色い中細縮れ麺です。

茹で加減は硬くもなく柔らかくもなくと言うジャストな加減で、中華麺らしいかんすいの香りとツルツルした食感が特徴です。

 

 

 

 

チャーシュー。

肩ロース辺りでしょうか、比較的脂身の少ない部位で、とても柔らかく煮られています。

味付けもしっかりしていて、単品で食べても美味しく頂けます。

 

 

 

 

小ぶりのワンタン。

5個程入っていました。
皮は比較的厚めで、柔らかく茹でられています。
餡は玉ねぎ入りなのか、仄かに甘みの有る餡です。

 

 

 

 

メンマ。

「メンマラーメン」がメニュー落ちした所を見ると、自家製では無くなったのでしょうか?
以前食べた時の写真を見てみると、メンマそのものは変わっていない様に見えます。
単に「メンマラーメン」の需要が少なくなっただけかもしれません。

味の方は、正に正統派のメンマと言う感じで、比較的柔らかめの食感です。

 

 

 

 

と言う訳で、完食。

思わずスープもかなり飲んでしまいました・・・

久しぶりの「雷文」でしたが、味の方は健在でした。
昨今はこだわりの材料を使ったラーメンも多くなりましたが、「雷文」の黄金期は「ラーメン」と言えば醤油味の東京ラーメン風のものか、チェーンのサッポロラーメンか、当時東京に進出したばかりの「博多ラーメン」位のもので、初めて「雷文」でラーメンを食べた時は、それはそれは驚きました。

鶏ガラスープに醤油ダレの「中華そば」でも無く、味噌ラーメンでも無く、白濁した豚骨ラーメンでも無い「室蘭ラーメン」には本当に感動しました。

今改めて食べてみても、その優しい味わいは健在で、優しい味ながら動物系の出汁もしっかり効いたスープは、今だに高いレベルに有ると思います。

交通の便の良く無い場所にも関わらず、お客さんの年齢層は高めですが、平日の昼間でも満席になる位の人気を維持しています。

ハヤリのスープでは有りませんが、変わらず旨い味を提供し続ける「雷文」は健在です。

 

 

 

 

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