どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は所用で秋葉原まで行ったので、前々から行ってみたかった「麺処ほん田 秋葉原本店」さんに行って来ました。
弱冠21歳にして「麺処 ほん田」を創業し、わずか数年で押しも押されぬ有名店にしたカリスマが、秋葉原進出を機に東十条時代の人気メニューをガラリと変えて来ました。
丁度お昼頃到着して、外待ちが8名。
9番目に接続しました。
行列の最後尾には店員さんが居て、歩道の反対側に並ぶ様に指示が有りました。
並んでいると、店員さんから食券を購入する様に促されました。
注意書きにも「食券は買わずに並んでください。」と有ります。
店内に入って食券を購入します。
基本の「醤油ラーメン」でも¥1,100と、¥1,000の壁を超えて来ています。
そもそも日本のラーメンは海外に比べると安いので、個人的にはこの位しても不思議では無いのでは無いかと思います。
「ラーメン=安価な食べ物」と言う固定概念はそろそろ変えるべきでは無いでしょうか?
無論、安価なラーメンも有って良いと思いますが、例えば寿司には100円の回転寿司と客単価3万円位の高級寿司店が有る様に、ラーメンも安価なものと高級なものが有っても良いのでは無いかと思います。
今日は初訪問なので、左上の法則で「特製醤油ラーメン」¥1,500にしました。
卓上調味料は七味のみ。
他にはペーパーナプキンと水の入ったピッチャーのみです。
待つ事10分程で、「特製醤油ラーメン」が着丼。
「特製」なので4種のチャーシューと味玉、そして海苔が3枚載っています。
まずはスープから。
仄かに酸味の有る醤油が香るスープは、しかし鶏や魚介の旨味と醤油がバランス良く調和していて、クリアで美味しいスープです。
麺は自家製麺の中細ストレート麺。
キッチリ茹で上げられた麺は、適度なコシと歯応えで、醤油味スープにとても良く合います。
低温調理のレアチャーシュー。
しっとり食感でとても美味しいチャーシューです。
こちらはオーブンで焼き上げたものでしょうか?
肩ロースと思われる部位を焼き上げており、一部はレアな所が有ります。
こちらは焼き上げた香ばしさも有り、また違った旨さです。
ちなみに焼き上げたチャーシューはもう一枚、吊るし焼きのチャーシューが有ったのですが、写真を撮る前に食べてしまいました…(汗)
鶏モモ肉チャーシュー。
鶏モモ肉らしい、しっとりとした食感で、味付けが絶妙なチャーシューです。
メンマ。
色が濃いメンマですが、味は色程濃い訳では無く、柔らかくて美味しいメンマです。
九条ネギを絡めて麺を頂きます。
旨味の有る九条ネギは、醤油味スープにとても良く合います。
3枚載っている海苔。
厚手でしっかりとした海苔です。
いつもの様に、スープに浸して麺を包んで頂きます。
この海苔、風味が良くて物凄く美味しい海苔です。
正直今まで食べた海苔の中でも1・2を争う旨い海苔です。
半熟味玉。
黄身が半熟の味玉。
味付けが絶妙で、黄身のまろやかさが味わえる美味しい味玉です。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
改めて味わってみても、やはり酸味の有る醤油の旨味と鶏や魚介の旨味がとても良くバランスされていて、クリアでとても美味しいスープです。
と言う訳で、完食。
「麺処ほん田 秋葉原本店」さんの「特製醤油ラーメン」でしたが、それぞれの素材の味をしっかり引き出し、その上で絶妙なバランスで合わせてある素晴らしいスープでした。
それに合わせた自家製麺も、加水率や茹で加減がスープにとても良く合っており、全体としてのバランスが素晴らしいです。
4種のチャーシューも、ラーメンのチャーシューと言うよりローストポークとローストチキンの様で、それぞれの旨味も有りつつ、全体的な味の調和も楽しめます。
カウンターから調理の様子をずっと見ていましたが、とにかく1つ1つとても丁寧に作っているのが印象的でした。
つけ麺のスープも、タレを入れた器毎湯煎に掛けて温め、そこにスープを注ぎ、最後に鶏油(香味油?)を注いで仕上げており、茹で上げた麺を水で締める際も、とても丁寧な仕事ぶりでした。
基本の「醤油ラーメン」が¥1,100と言うのが全然高くないと思わせてくれる、素晴らしい一杯でした。







