どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は仕事で蒲田に行って、帰りが遅くなったので、「らーめん飛粋(HIIKI)」さんに行ってきました。
営業時間ギリギリで、食べている途中で営業時間が終わりました。
到着時は外待ちの七人目でギリギリセーフでした(汗)。
こちらは並ぶ前に食券を購入する方式なので、並ぶと店員さんから食券を購入する様に促されます。
初訪問なので「左上の法則」で「特製らーめん」¥1,200にしました。
家系ラーメン御用達の酒井製麺製の麺を使用しています。
末廣家で修行して独立したとの事で、それで酒井製麺を使用しているのでしょうか?
卓上調味料。
家系ならではのラインナップですが、直系や王道家系と違い、ニンニクは普通のおろしニンニク、生姜はおろし生姜です。
今は無き六角家系列のお店はこのラインナップのお店が多いです。
お酢やブラックペッパーも家系定番です。
直系や王道家系御用達の「GSラーメンコショー」ではなくGABANのブラックペッパーである辺りも六角家系列と同様です。
待つ事10分少々で「特製らーめん」が着丼。
4枚も載っているチャーシューで麺が見えません。
まずはスープから。
クリーミーでマイルドな味のスープは、なるほど「ハウス系」と呼ばれるニューウェーブ系だけの事は有ります。
しかしスープの構成自体は間違い無く「家系ラーメン」そのものです。
麺は家系御用達の「酒井製麺」製の中太ストレート麺。
酒井製麺らしいモチっと食感と風味で、王道の家系ラーメンの味です。
スモークされたロースチャーシュー。
「ハウス系」と呼ばれるニューウェーブながら、直系や王道や系列で提供されているスモークチャーシューになっています。
豚バラチャーシュー。
豚バラならではの脂の旨味が美味しいチャーシュー。
クリーミーなスープととても良く合います。
家系ラーメン定番具材のほうれん草では無く小松菜。
しかしクリーミーながら醤油の風味も有るスープは、小松菜が良く合います。
家系ラーメンの定番具材の大きな海苔。
大きな海苔は家系ラーメンの特徴の一つです。
スープに浸して麺を包んでいただきます。
クリーミーなスープに海苔の風味がとても良く合います。
豚バラチャーシューで麵を包んでいただきます。
家系ラーメンでは珍しい豚バラチャーシュー。
脂の旨味が有ってとても美味しいです。
豚バラチャーシューは2枚有るのでもう一枚も同様にいただきます。
クリーミーなスープに脂の旨味、そして酒井製麺の麺がとても良く合います。
ここで味変のおろしニンニクと豆板醤を投入します。
おろしニンニクと豆板醤は家系ラーメンだけでなく、そのルーツの「ラーメンショップ」のラーメンや「ホープ軒」や「らーめん弁慶」などの豚骨スープ系のラーメンに良く合います。
おろしニンニクと豆板醤で味変後の麺をいただきます。
クリーミーなスープにニンニクのコクと旨味、そして豆板醤のピリ辛が加わり、とても美味しいです。
やはり豚骨系のスープにニンニクと豆板醤は鉄板の旨さです。
大きな海苔で麺を包んでいただきます。
家系ラーメンの代表的な具材である大きな海苔をスープに浸して、麺やほうれん草などを包んで食べるのは定番の食べ方です。
ちなみにこの日は売り切れでしたが、家系ラーメンにはライスが合うので、スープに浸した海苔でライスを包んで食べる海苔巻きライスも旨いです。
黄身がゼリー状の半熟味玉。
味玉も家系ラーメンに良く合う具材ですが、こちらの味玉は出汁が効いていて旨いです。
余計にライスが欲しくなります。
酒井製麺製の麺は、後半でもしっかりとした食感です。
モチっとした食感と独特の味が「ザ・家系ラーメン」と言った風格が有ります。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
いわゆる「家系ラーメン」とは違う、クリーミーで雑味の少ないスープ。
確かに家系ラーメンの要素で出来上がっているのに、その味わいは異なります。
しかしちゃんと「家系ラーメン」になっています。
と言う訳で、完飲&完食です。
「らーめん飛粋(HIIKI)」さんの「特製らーめん」でしたが、クリーミーで雑味の無いスープは既存の「家系ラーメン」とは異なる「ハウス系」と呼ばれるに相応しい一杯でした。
家系ラーメン御用達の酒井製麺の麺や、直系や王道屋系でお馴染みのスモークチャーシューなどを使用していながら、クリアな味のスープで別物に仕上がっています。
具材も海苔とスモークチャーシューは別として、豚バラチャーシューに小松菜など、家系ラーメンとは異なる具材を使用しており、一般的な家系ラーメンとは一線を画しています。
同じ材料を使用して作っても、ここまで違うモノが出来上がるのは凄いと思います。
インスパイア系とも違う、一つのバリエーションと呼べるかも知れません。
蒲田に通う楽しみがまた一つ増えました。