どうも、Mormor(もるもる)です!
先日、芦花公園の「成城青果」さんに行った時の記事の書き忘れが発覚しましたが、確か「醤油そば」もいただいた事が有った様な…。
と思って写真を探したら、有りました(笑)。
「塩そば」をいただいた翌月に行った様です。
2年前のこの時期は忙しかったので、積極的に足を運んだ時期の記事が抜けていました。
と言う訳で2年前の事を思い出しながら書いてみます。
まずは券売機で食券を購入します。
(価格は2022年6月時点)
幸いこの日は並びが2〜3人で、すぐに食券を購入出来ました。
今回は「醤油そば」(並)にしました。
待つ事10分少々で、「醤油そば」が到着。
「塩そば」もビジュアルが良かったですが、「醤油そば」のビジュアルもラーメン好きに刺さるビジュアルです。
綺麗な麺線、ピンクのレアチャーシュー、鮮やかな三つ葉の緑、そして深い色のスープと鶏油の色、どれを取っても完璧です。
多くの個人店のラーメンが麺線を整えたり、色合いのバランスを考えたりと盛り付けに拘る様になって来たのは割と最近(ここ20年位?)な気がします。
寿司が回転寿司と高級寿司店に2極化し、蕎麦屋も立ち食いと高級蕎麦店に2極化していますが、ラーメン店にもそう言う傾向が出て来たのが20年位前な気がします。
恐らくこの先ラーメン店も安価なチェーン店とコダワリメニューの高級店に2極化するのでは無いかと思われます。
まずはスープから。
「塩そば」もクリアで美しい黄金色のスープでしたが、「醤油そば」の飴色のクリアなスープもまた美しいです。
醤油の香ばしさと、まろやかな旨みが見事に調和していて、見た目だけで無く味も素晴らしいスープです。
ベースとなるスープ自体は同じなのかも知れませんが、タレの違いだけとは思えない味の広がりを感じるスープです。
醤油味スープはともすれば醤油の香ばしさとガツンと来る塩味と言う感じになりますが、香ばしさが有りつつまろやかな旨みと言うのはなかなか難しいです。
「鶏と水」系とは一味違う、動物系と魚介系の旨みを合わせた味の広がりが有ります。
ストレートの細麺。
恐らく「田村製麺所」製と思われる麺は、しなやか食感の絶妙な茹で加減で小麦の香る麺です。
淡麗な醤油味スープにとても良く合っています。
レアチャーシュー。
豚肩ロース辺りの部位のレアチャーシューと思われます。
淡麗系スープに良く使われますが、しっとり食感と素材感が合うのだと思います。
メンマ。
淡麗系のスープには穂先メンマが定番ですが、スープが淡麗ながらキリリと効いた醤油と魚介出汁のパンチが有るので、負けていません。
柔らかく煮てあるので、麺との食感の違いを楽しめます。
細切りのネギ。
白髪ネギっぽいけどもっと細くて短めです。
スープが良く絡みます。
三つ葉。
淡麗系のスープに良く合う三つ葉。
塩でも醤油でも合いますが、個人的には醤油の方が合っている気がします。
細切りのネギと麺をいただきます。
細切りのネギと言うと、どちらかと言えば塩ラーメンに白髪ネギと言うイメージが有ります。
しかしこちらの「醤油そば」は醤油を使っていながら、「塩そば」に近い味の方向性で作られているからか、「塩そば」と変わらない位相性が良いです。
三つ葉と麺をいただきます。
三つ葉の爽やかな風味が、醤油の香ばしさに合っています。
やはり醤油味スープと三つ葉はとても良く合います。
細切りのネギと麺をいただきます。
スープをたっぷり吸った麺と細切りネギが美味いです。
醤油味スープでこれだけ細切りのネギが合うラーメンも珍しいです。
しなやかな食感の細麺も美味いです。
スープと非常に良くマッチしていて全体としての統一感が出ています。
このスープならこの麺、と言う感じのドンピシャなハマり方だと思います。
麺と具を食べ終えてスープを味わいます。
醤油の香ばしさが有りながら、まろやかで鶏油の旨みも感じられるスープ。
「塩そば」との味の方向性の統一感も有って、「成城青果」さんらしい味に仕上がっています。
と言う訳で、完食。
写真ではまだスープが残っていますが、この後最後まで飲み干しました。
「成城青果」さんの「醤油そば」でしたが、味だけで無くビジュアル的にも美味しい一杯でした。
綺麗な麺線、ピンクのレアチャーシュー、鮮やかな三つ葉の緑、そして深い色のスープと鶏油の色と、まず目から楽しませてくれる一杯です。
飴色のクリアなスープは醤油の香ばしさと、まろやかな旨みが見事に調和していて、とても美味しいスープです。
合わせられた細麺は、しなやか食感の絶妙な茹で加減で小麦の香る麺で、淡麗な醤油味スープにとても良く合っています。
レアチャーシューもスープを邪魔しない、絶妙な味付けで、淡麗な醤油味スープをより引き立てます。
太めのメンマは、淡麗ながらキリリと効いた醤油と魚介出汁のパンチが有るスープなので、ちゃんとバランスが取れています。
三つ葉や細切りのネギもとても的確な薬味で、スープの味と見事に調和しています。
「塩そば」も「醤油そば」も「成城青果」さんのテイストで統一されており、ビジュアルも含めて非常に完成された一杯だと思います。
関連ランキング:ラーメン | 芦花公園駅、八幡山駅、千歳烏山駅







