白河中華そば「一番いちばん」の「手打ち雲呑生姜そば」

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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は久しぶりに町田の「一番いちばん」さんに行って来ました。

たまたまX(旧Twitter)で営業している事を見たので、行ってみる事にしました。

ここのところ臨時休業が多くて少し心配ですが、腰痛に悩まされている金原店主の様子次第なのでやむを得ません。

ラーメン店主さんは立ち仕事なので腰や首、脚などを故障してしまうケースが多く、「一番いちばん」さんは手打ち麺と言う事も有って、余計に仕込みの際の負荷が大きいです。

以前と比べて定休日も増えて益々狭き門になりつつ有りますが、唯一無二のあの麺を末長く守って頂きたいものです。

 

 

 

 

今回もTRY(Tokyo Ramen on the Year)の「名店部門しょうゆ優秀賞」を獲得した様です。

唯一無二の手打ち麺にキレのある醤油味スープ、美味いチャーシューにワンタンと、何処をとっても素晴らしいです。

誰が見ても納得の受賞だと思います。

 

 

 

 

順番に進み、店内に入ったら食券を購入します。

最近は手打ちと機械打ちの2種が有り、麺が異なるのでスープの味もちゃんと調整している辺りがやはり凄いです。

いつもの「手打ち雲呑生姜そば」にしました。

 

 

 

 

「手打ち雲呑生姜そば」。

「特生姜そば」も良いのですが、個人的にはチャーシューが増えるよりワンタンが増える方が嬉しいので、いつもコレです。

加えて、こちらの醤油味スープにはやはり生姜がとても良く合うので、「手打ち雲呑生姜そば」一択なのです。

 

 

 

 

まずはスープから。

鶏と魚介の旨みに醤油のキレの有る旨みと酸味や香ばしさが絶妙にマッチしていてとても美味しいです。

鶏油の旨みも有り、手打ち麺に負けないパンチの有る醤油のキレと、まろやかな後味を両立した極上のスープです。

 

 

 

 

ピロピロな手打ち麺。

弾力と歯応えも素晴らしいですが、小麦香る麺の旨さと独特の食感は唯一無二のものです。

キレの有る醤油とまろやかな後味のスープと合わせて至福の味です。

 

 

 

 

餡がたっぷり詰まった自家製ワンタン。

皮の旨さと餡のボリュームと生姜の風味が絶品です。

こちらのワンタンは必食の一品です。

 

 

 

 

大きなチャーシュー。

煮豚系のチャーシューですが、ジューシーで肉感のある美味しいチャーシューです。

ちなみに「ハートランド」を頼むとおつまみにチャーシュー皿が付きます。

 

 

 

 

こちらは肩ロースでしょうか?

香ばしく周囲を焼き上げてあってとても美味しいです。

同じ豚でも部位と作り方が違うと違った味を楽しめます。

 

 

 

 

鶏胸肉チャーシュー。

しっとり感が有ってサッパリとした鶏胸肉。

鶏のスープがベースだけにスープとの相性も抜群です。

 

 

 

 

細めのメンマ。

飴色のメンマは食感が心地良いです。

味もスープに合わせた味で、麺といただいてもそのままでも美味しいです。

 

 

 

 

小松菜。

この醤油味のスープにとても良く合います。

加えて生姜との相性が抜群に良いです。

 

 

 

 

「手打ち雲呑生姜そば」なのでワンタンは4個入っています。

この大ぶりなワンタンを4つもいただけるのは至福です。

餡にも生姜が入っていますが、スープの生姜の風味にもとても良く合います。

 

 

 

 

メンマと麺をいただきます。

メンマと麺の食感の違いが楽しめます。

味の違いも楽しめて、良いアクセントになります。

 

 

 

 

小松菜と麺をいただきます。

生姜が良く合う小松菜はこのスープにドンピシャに合います。

小松菜のシャキシャキ食感と麺の食感がとても良い感じです。

 

 

 

 

それにしても麺とスープ、そして具材の一体感が素晴らしいです。

1つ1つの個性がしっかり有るのに、全体で見ても決して破綻していない所が凄いです。

まるでサッカーのレアル・マドリードの様な感じです。

 

 

 

 

海苔。

醤油ラーメンには欠かせない具材の海苔。

魚介出汁ととても良く合う上に醤油なのでとても相性が良いです。

 

 

 

 

スープに浸して麺を包んでいただきます。

たっぷりスープを吸った海苔の香ばしさとモチモチ食感の麺がとても美味しいです。

麺・スープ・海苔の組み合わせはまさに至福の味です。

 

 

 

 

ワンタンは後半になると皮にスープが浸みて、より味わい深くなります。

と同時に皮の柔らかさも出て、これはこれで味わい深いです。

食べるタイミングによって味や食感が変わって来るのも、このワンタンの醍醐味でも有ります。

 

 

 

 

ワンタン同様に、麺もスープの浸み方で味や食感が変化します。

後半になってくるとより醤油の味を感じる様になります。

と同時に麺の小麦が溶け出して食感も変わっています。

 

 

 

 

ここで卓上の七味唐辛子で味変します。

生姜を加えたスープには七味がとても良く合います。

昔は「生姜中華」を頼んだ時だけ七味が出て来ていました。

 

 

 

 

七味で味変後の麺をいただきます。

スープの浸みた麺に七味のピリ辛がとても良く合います。

麺の味わいの変化に合わせて七味を使うととても効果的です。

 

 

 

 

最後のワンタン。

麺同様に皮にスープが浸みて、味や食感が変化しています。

七味を掛ける事でピリ辛さが加わって、コレがまたメチャ旨です。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

手打ち麺の場合は機械打ちの中細麺と違って醤油ダレを強めに効かせた味です。

「一条流がんこ総本家」の「がんこ」の様に塩味が効いたパンチの有る味ですが、鶏油で後味はまろやかなので、美味しくいただけます。

 

 

 

 

という訳で、完飲&完食です。

一番いちばん」さんの「手打ち雲呑生姜そば」でしたが、相変わらず至福の一杯でした。

唯一無二の手打ち麺は、「火風鼎」さんや「手打 焔さんと並び、個人的には手打ち麺のトップスリーに挙げたい麺です。

それに合わせたスープも醤油のキレと鶏と魚介の旨みが有りながら、鶏油で後味はまろやかな素晴らしいスープです。

自家製の大きなワンタンも絶品で、豚モモ肉チャーシュー・豚肩ロースチャーシュー・鶏胸肉チャーシュー、そしてメンマや小松菜もスープととても良く合う逸品です。

1つ1つの要素が非常に個性的なのに、全体的にもしっかりと調和した一杯は、まるでラーメン界のレアル・マドリードの様です。

これからもずっと美味しい一杯を作って欲しいので、無理せずに続けて行って欲しいです。

 

 

 

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