どうも、Mormorです!
今日は久しぶりに、町田の「雷文」に行って来ました。
昔は良くお店の前に大行列が出来ていましたが、今は平日であればそれ程並ばなくても食べられます。
Covid-19禍で、営業時間は平日11:00〜14:00、日祝が11:00〜15:00との事。
月曜日と第二火曜日が定休日です。
入口の横にアルコールスプレーが有り、マスクの注意も書いてあります。
ここで手指消毒を行ってから入店します。
今日は宇都宮節子店主がいらっしゃいました。
「アルコール消毒はお済みですか?」との問いには「やりました」と答えて入店しました。
こちらは注文制なので、メニューを見て注文します。
一番人気の「肉玉ラーメン」¥950にしようか迷いましたが、折角なので「ワンタン麺」(醤油)¥1,000にしました。
ランチタイムは煮物と漬物が付いた「ごはんセット」も有りますが、やめておきました。
待つ事10分程で、「ワンタン麺」(醤油)が着丼。
魚介の風味が食欲をそそります。
まずはスープから。
今から20〜30年程前に初めて伺った時は、その重層的なスープに驚愕した記憶が有ります。
今や動物系+魚介系のWスープは極当たり前ですが、あの当時しっかりとした動物系スープに煮干しや昆布、ホタテなどの魚介出汁を合わせたスープは非常に珍しかったです。
今でもそのレベルは一級品で、かなりの種類の魚介出汁を合わせて魚介出汁が立っているのに、しっかりと動物系の旨味が有り、優しい醤油ダレとのマッチングも素晴らしく、いくらでも飲めるスープです。
麺は中細縮れ麺。
昔は「ラーメン」と言えば殆どはこの中細縮れ麺でした。
「中西食品」製の麺はジャストな茹で加減で、中華麺らしいかんすいの香りとツルツルした食感が特徴です。
大きめのロースチャーシュー。
厚さも5mm位有り、満足感が高いです。
柔らかく煮られていますが、ちゃんと肉感も有り、優しい味のスープに合わせた味付けになっています。
小ぶりなワンタン。
モッチリとした皮に餡が詰まっていて、美味しいワンタンです。
このワンタンが5個位載っています。
メンマ。
柔らかく煮られたメンマは、オーソドックスなタイプですが、スープ同様に優しい味に仕上げられています。
メンマと麺を一緒に頂きます。
柔らかいメンマとコシと歯応えの有る麺の食感の違いと、味の重なりがとても美味しいです。
ワンタン麺は塩か醤油かとても迷いましたが、定番の醤油にして正解でした。
どちらも捨て難いのですが、醤油の風味がこのワンタンには合っている気がします。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
優しい味のスープは、醤油ダレと動物系のスープ、魚介出汁、乾物系の出汁が調和して多層的な旨味になっており、やはり此処にしか無い味です。
と言う訳で、完飲&完食です。
やはりこのスープは旨いです。
「雷文」の「ワンタン麺」でしたが、滋味深い多層的な旨味を持つスープは今も色褪せない味でした。
今となっては多層的な味を持つスープは珍しく有りませんが、この何とも言えない滋味深い優しい味は、唯一無二のものです。
宇都宮節子店主は、今は基本的に接客担当で厨房には立って居ませんが、その味はしっかりと受け継がれている様です。







