どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は2024年7月17日にオープンした、「元祖油堂 町田店」に行って来ました。
「元祖油堂 町田店」は、町田で創業して2024年6月に渋谷に本社移転した株式会社ギフトホールディングスの油そば業態のお店です。
創業地である町田には初出店ですが、既に首都圏に10店舗程を展開しています。
ラーメン激戦区の町田ですが、油そばも「NOODLE BOWL MAZE」、「東京油組総本店 町田組」、「油SOBA BONDS」、「油そば日本油党 町田支部」と4店有り、「元祖油堂 町田店」が5店舗目になります。
それぞれに特徴が有りますが、「元祖油堂 町田店」がどういった感じのお店なのか、とても楽しみです。
まずは入口左手の券売機で食券を購入します。
「麺増しは特大まで無料」と有りますが、とりあえず「大盛り」(225g)と「柚子胡椒」にしました。
「油そば」はスープが無い/もしくは極少量なので、その分麺倍量位までは同じ金額で有る事が多いです。
デトックスウォーター、黒烏龍茶、ルイボスティー、ジャスミンティーが無料でいただけます。
こう言うサービスが可能なのもスープが無い/もしくは極少量の「油そば」ならではです。
やはり一番コストが掛かるスープが無い/もしくは極少量と言うのは大きい様です。
奥の壁には大きな「油そば」の絵が有ります。
具材が満載で卵黄まで載っています。
恐らく全部盛りに近い「油そば」+「C」だと思われます。
カウンターには7種の味変アイテムが有ります。
ニンニク、玉ねぎ、紅生姜も有り、ラー油、酢、カエシ(タレ)も追加可能です。
箸やティッシュなども整然と組み込まれており、見事なレイアウトです。
カウンターの説明書き。
麺の説明や「油そばの美味しい食べ方」が有ります。
+¥100で追い飯も可能な様です。
待つ事10分程で、「油そば」(大盛り:225g)と「柚子胡椒」が到着。
「東京油組総本店 町田組」の場合、麺は倍量まで同額で、「柚子胡椒」は無料です。
しかし「油そば」の値段が安いので、結果的に「柚子胡椒」を付けても同額になります。
とりあえず、「東京油組総本店 町田組」の時と同じ様に、玉ねぎをたっぷり掛けて、お酢とラー油を掛けてみます。
「油そばの美味しい食べ方」によれば、最初は良く混ぜてそのままいただく事になっていますが、お酢とラー油は「油そば」の定番なので掛けてみました。
コチラの「油そば」は王道の「麺+タレ+油」と言うタイプなので、この方が合うだろうと思っての事です。
良く混ぜてから、メンマに柚子胡椒を載せて、麺と一緒にいただきます。
思った通り、王道の「麺+タレ+油」と言うタイプだけに、刻み玉ねぎ+お酢とラー油が旨いです。
モチモチ食感の麺は「中華麺用粉」+「パスタ用粉」との事ですが、「油そば 日本油党 町田支部」と同じ構成だからか良く似ています。
麺とタレ、油の味は、王道の「油そば」そのものです。
「東京油組総本店 町田組」と比較すると、麺の味と食感がやや平板ですが、タレや油はほぼ同様な感じです。
「油そば 日本油党 町田支部」と違ってスープが入っていないので、そもそもの味が全く違いますが、個人的にはやっぱり王道の「麺+タレ+油」と言うタイプが好みです。
メンマに柚子胡椒を付けて、麺と一緒にいただきます。
個人的に「油そば」の定番の食べ方です。
醤油ベースのタレと油に麺の風味とメンマの味、それに柚子胡椒の爽やかな辛味と風味がとても良く合います。
タレとお酢、ラー油の相性も良いです。
パスタ用の粉を加えたと言う麺のモチモチ食感と弾力のある歯応えも良い感じです。
刻み玉ねぎのシャキシャキ食感と爽やかな風味も良い感じです。
チャーシューは細切れと言うかミンチに近い感じです。
混ぜ易いのですが、チャーシューを食べてると言う感じが無いのはちょっと物足りないです。
トッピングを追加すれば良いのですが、そこまででは無いので、良しとします。
油そばには柚子胡椒が良く合います。
醤油味のタレとお酢の酸味に柚子胡椒が絶妙に合います。
パスタと中華麺の合いの子の様な麺にも相性抜群です。
卓上の魚粉で味変してみます。
元々タレにも魚介出汁が含まれているかも知れませんが、醤油味のタレに魚介は良く合います。
カレー粉やケイジャンも有るので、無料の卓上調味料だけでもかなり楽しめます。
魚粉を掛けた麺をいただきます。
ベースが醤油味のタレだけに、魚粉はドンピシャに合います。
デフォルトがこの味でも良い位にピッタリです。
個人的にこの魚粉はとても気に入りました。
大好きな柚子胡椒との相性も抜群で、町田に有る「油そば」専門店5店の中でもかなり上位になりそうです。
大きく味が変わってしまいそうで試せなかった「カレー」も有るので、かなりオススメです。
食感的にはもう少し大きい方が好みなチャーシュー。
しかし「混ぜ麺」として考えると上手く分散されるので、これはコレで有りだと思います。
しかも味的には美味しいので尚更です。
〆のスープ割も試してみました。
なるほど、魚介系のスープだと思いますが、コレは旨いです。
これに¥100の「追い飯」を投入したら完璧です。
という訳で、完食。
「元祖油堂 町田店」の「油そば」でしたが、正統派のタレと油と麺と言う構成でキッチリ味を仕上げて有る一杯でした。
旨みと言う意味ではスープを使った「油そば」に一歩譲るかも知れませんが、個人的にはやはり「油そば」ならこう言うモノだと思います。
もちろん「まぜそば」として考えたらスープを使うのもアリで、間違いなくその方が旨さは出せます。
株式会社ギフトホールディングスが凄いと思う所は、、「『万人に受け入れられる味』をどの店舗でも提供出来る」所だと思います。
飛び抜けた部分や個性的な部分が薄い代わりに、「『万人に受け入れられる味』をどの店舗でも提供出来る」と言う強みが有ります。
批判も有りますが、「『万人に受け入れられる味』をどの店舗でも提供出来る」と言う事は凄い事だと思います。







